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白メガネ野崎が突撃!次世代のトップランナーに聞く新時代のキャリア形成

「任せて後悔されない人になれ」クラシルのマーケ執行役員、野村さんのキャリアのレシピ

 広告・マーケティング業界に特化した転職、副業、就活のキャリアコンサルティングを3,000人以上担当したホールハートの野崎大輔さん(通称:白メガネ)が、同領域で活躍中の業界人のこれまで歩んできたキャリアを深掘りし、人生100年時代におけるキャリア設計のヒントを探る本連載。今回はレシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyの執行役員でマーケティング責任者を務める野村知己さんのキャリアを探りました。

SEOコンサルでロジカルに

野崎:今回は急成長中のレシピ動画サービス「クラシル」を運営するdelyでマーケティング領域の管掌執行役員をされている野村知己さんのキャリアを探っていきます。

 日々、私の専門領域である広告・マーケティング領域のキャリア面談をしていると、「事業会社に転身したい」そして「BtoBよりもBtoCのサービスがいい」と相談いただくケースがとても多い状況です。この2つの条件がそろった憧れのキャリアを持つ野村さんのキャリア形成術は、非常に参考になるのではないでしょうか。

 まず、delyで現在どういったことを担当しているか教えてください。

今回のインタビュイー
dely株式会社 執行役員 マーケティング本部管掌 野村 知己さん

 2009年九州大学卒業後、インターネット広告代理店に新卒入社。アプリに特化したソリューション事業を責任者として立ち上げ、大手企業を中心にコンサルティングを行う。2018年1月よりdelyにジョインし、オンライン/オフライン問わずマーケティング全般を統括。2019年4月よりマーケティング担当執行役員に就任。

野村:現在は、クラシルのマーケティング全般を統括しています。具体的には、BtoC事業における開発領域以外はすべて見ており、広告およびオーガニックでの新規獲得からCRM、カスタマーサクセス、コンテンツ制作までが私の管掌領域です。これらに関する方針の策定や意思決定を行っています。

野崎:幅広い職域でご活躍中である野村さんのキャリアを早速振り返っていきましょう。新卒入社はセプテーニですが、どのような経験を積んだのでしょうか。

野村:最初はSEOコンサルタントとして、電話営業やお客様に対する提案、質問対応などを担っていました。

野崎:私も前職でセールス経験がありますが、SEOはコンサルティング費の算出根拠がわかりにくい商材ですよね。そのため、提案にはロジックが求められやすく、システム関連の知識も必要になります。その環境下では、どのようなことが身に付きましたか。

野村:やはり、ロジックを持たせる力ですね。SEOは無形商材ですので、どう納得してもらうか、どう効果を出すかの説明が非常に重要です。特に私が入社して以降SEOのアップデートが頻繁に起きるようになって、納得性のある提案でないと担当者の方に社内提案・採用していただけません。そのような環境で日々ロジックを持たせた提案を考えられた経験は今でもすごく活きていますね。

セプテーニだからこそ得られたマネジメント経験

野崎:野村さんがSEOに関わっていた約10年前、コンテンツマーケティングのニーズも高まり、SEOコンサルティングの難易度が高まっていたのは、私も当時デジタルエージェンシーに在籍していたので痛感していました。

 その中で、SEO事業の責任者も経験することが20代のキャリアで実現できています。マネジメント業務に対しては、どのような心構えで取り組んでいましたか。

株式会社ホールハート タレントマネジメント本部コンサルタント/スペシャリスト 野崎大輔さん(白メガネ)
株式会社ホールハート タレントマネジメント本部コンサルタント/スペシャリスト 野崎大輔さん(白メガネ)

野村:チームとしてセプテーニのSEO事業をどのようにグロースさせるかは常に考えていました。長期的な戦略を考える経験が得られたと思います。

野崎:この当時のマネジメント経験は現在の業務にも活きていますよね。

野村:非常に活きていますね。結局、会社が変わってもマネジメント業務の本質って変わらないんです。きちんとOne on Oneで話を聞いたり、メンバーが目指したい方向性と会社が目指してほしい方向性、そのメンバーができることのバランスを見て目標を設定したりするスキルは業界・業種かかわらず、どこでも活きると思っています。

野崎:どこでも活用できる汎用性のあるスキルであるピープルマネジメントの経験をしっかり積んでいるのはポイント高いと思います。もし、SEOに特化した職人型のコンサルタントになっていたならば、現在の執行役員というポジションにはたどり着かなかったでしょう。このときの事業を含めたマネジメント経験が大きなターニングポイントになったのではないでしょうか。

野村:確かに、あのタイミングでマネジメント経験をできたのはありがたかったですね。

野崎:しかし、SEO事業は2015年に注力事業から外れ、組織としても縮小することになってしまいました。キャリアとして、どのようにリカバリーしていったのでしょうか。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2020/03/10 08:00 https://markezine.jp/article/detail/32959

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