採用活動にマーケティングの手法を取り入れる採用マーケティングが注目されるようになりました。その背景には、外部環境の予測不可能な変化や複雑な社会状況において柔軟に立ち回れる人材が求められていることが挙げられます。
採用マーケティングはこれまでの一般的な採用活動と何が違うのでしょうか。リクルーティングサービス「Wantedly」の採用担当を勤める小池弾さんは、従来の採用活動ではナビサイトを通して転職顕在層にアプローチするのに対して、採用マーケティングではオウンドメディアやSNSを通して転職潜在層にまずファンになってもらうことから始めるのだと言います。
こうしたWantedly流の採用マーケティングの方法論を解説した本が『リクルートメント・マーケティング 採用活動をマーケティングでハックせよ』。本書はMarkeZineでの連載を電書としてまとめたものです。
転職潜在層とつながるためには、ただ単純にオウンドメディアでコンテンツを出せばいいわけではありません。また、ターゲットに対しては採用前のコミュニケーションだけでなく、採用(入社)後に「この会社でよかった」と感じてもらえるようにするカスタマーサクセスの視点も不可欠です。本書ではこうした採用マーケティングのノウハウについて、Wantedlyの小池弾さんと同社編集者の加勢犬さんが詳しく説明しています。
いい人材を採用したいという希望はどの企業も同じ。実際に採用できるかどうかは、採用活動にマーケティング発想を取り入れられるかにかかっています。ぜひ本書を参考にしてみてください。
なお、本書は4月10日(金)までKindleで50%オフにて販売しています。
目次
1章 「採用のマーケティング化」リクルートメント・マーケティングで予測不可能な経営課題にしなやかに対応する
2章 激化する人材獲得競争に「マーケティング発想」という処方箋を 成否を分ける3つのプロセス
3章 採用ターゲットを振り向かせる「早期接触&継続アプローチ」のススメ
4章 採用後のパフォーマンスを左右する 面接官のメディア化とカスタマーサクセス発想の組織作り
5章 コンテンツを「ただ出せばよい」わけではない サイボウズ×メドレーと考える採用コミュニケーション
6章 NetflixとWantedlyが語る、「条件よりも共感」の新時代採用ブランディング戦略