米Adobe(以下、アドビ)は日本時間4月1日(水)午前0時半より、デジタルエクスペリエンスカンファレンス「Adobe Summit 2020(アドビサミット)」の動画配信を開始した。
同イベントは、例年ネバダ州ラスベガスでライブイベントとして開催されていたが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、オンラインに場所を移した開催となった。
配信では、100を超えるセッションが展開され、同社が展開するツールやトレンドを紹介。アドビのリーダーが業界の新たなトレンドや製品開発について説明する。
基調講演にはアドビのCEOであるシャンタヌ・ナラヤン氏が登壇し、「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)はこれまでの生活や仕事、何もかもを変えつつある」と世界の現況を再確認した上で「今やこれまで以上に、コミュニティとしての団結とベストプラクティスの共有が必要。デジタルな顧客エンゲージメントが最重要になる」と語った。
今回はアドビ全体の方針を示す基調講演のほか、「Customer Journey Management」「Data & Insights」「Content」「Advertising」「BtoB」「Commerce」のテーマでそれぞれの部門長クラスがトレンドと事例を語るキーノートも実施。それぞれ日本語字幕に対応している。
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