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外出自粛によって生まれた新たなトレンド“巣ごもり消費”に、企業はどう対応していくべきか?


“巣ごもり消費”に、企業はどう対応していくべきか?

 急増するトラフィックの背景を分析するため、Instagramの利用ユーザーのうち、特に当社が直接または所属事務所を通じてネットワークしている約5,000名のインフルエンサーを投稿別のタイプ別に考察したところ、以下のような特徴と全体的な傾向が確認された。

※タップで拡大します

 当社ネットワークのインフルエンサーのInstagram利用状況を鑑みても、ストーリーズやLIVE動画の利用状況は、外出自粛要請発令以前よりも、推定でも通常の50~80%程度は増加しているものと推察される。

 そして具体的なキャンペーンとしては、次のようなものが流行っている。読者のみなさんも、ご自身のタイムラインで見かけたり、参加したことはあるだろうか?

流行るSNS上の拡散プログラム

ストーリーズやタイムライン投稿において「#●チャレンジ形式」「リレー形式」の投稿が増加。手洗いチャレンジなどコロナ感染拡大防止にむけた啓蒙の側面を持った活動から、共通のテーマに沿って友人にリレー形式で回すようなものまで、広く流行している。

海外セレブ達も参加する「#SafeHandsチャレンジ」

世界的に活躍するアメリカの女優、歌手のセレーナ・ゴメスも2020年3月21日、WHO(世界保健機関)により始められた「#safehandschallenge」の指名に応え、自身のInstagramで正しい手の洗い方を伝える動画を投稿。日本国内でも著名人やタレントが手洗いチャレンジを自身のSNSを通じて発信する活動が活発になっている。

 SNSを中心に「#Stayhome」に関連するメッセージの発信をする企業アカウントが増え、ファンとのエンゲージメント強化に取り組んでいるブランドも出てきている。多数のフォロワーを抱え、発信力を持つ企業アカウントだからこそ、社会に対してのメッセージ性の強さをより認識し発信を続けていくことがさらに重要になるだろう。  

 本稿で紹介したのは、当社がまとめた「TAGPIC SNS Marketing Report」の一部。より詳細な内容に興味のある方は、こちらからご連絡ください。

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この記事の著者

泉 健太(イズミ ケンタ)

タグピク株式会社 ファウンダー 兼 取締役会長
アルゴリズム研究所 所長

1979年長崎県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部(SFC)卒業後、大和証券SMBC株式会社に2003年入社。同社及び米Citigroup Inc.の投資銀行部門を経て、2010年9月、株式会社フルスピード(東証マ:2159)の企業再生人と...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2020/05/11 09:29 https://markezine.jp/article/detail/33310

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