サイバーエージェントは、広告テキスト制作プロセスで検索連動型広告の効果を改善する「極予測TD(キワミヨソクティーディー)」の提供を開始した。
同サービスは、同社のAI事業本部が開発した、検索連動型広告の検索キーワードすべてに対し広告文を自動生成する「広告テキスト自動生成AI」と、広告配信効果を事前予測する「効果予測AI」などを掛け合わせたもの。数億を超える検索キーワードすべてに対して自動で広告テキストを作成し、キーワード毎の品質スコア(以下、QS)を向上させる施策の継続的な実施を可能にする。
具体的には、新規テキスト同士の効果予測ではなく、「現在配信中で最も効果が出ている既存テキスト」に対し新テキストの効果予測値を競わせることで、AIによる効果予測値が既存1位よりも上回った新テキストのみを広告主に納品し、広告配信を行う。
先行テストでは、通常の制作プロセスと同サービスの制作プロセスによるQS上昇率を比較したところ、同サービスが通常プロセスの2.3倍だった。
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