検討促進には「商品+顔出し」のUGCが効果的
購入の検討を促進するには、「こんなにたくさんの人が使っているんだ」という気持ちを想起させる必要があるため、商品や「顔出し」と呼ばれる自撮りを含んだUGCの総量が多いことが重要です。商品の価値をわかりやすく説明できるテキストや、SNSで映えるパッケージを用意して、UGCを投稿しやすくするためのコミュニケーションを図りましょう。
検討促進へのUGC活用
◆注目すべき指標=CTR
◆必要なUGCのタイプ
・商品画像のみのUGC、顔の写ってる人+商品画像のUGC
・インフルエンサーの顔出しUGC
◆生み出すためのコミュニケーション
・UGCを投稿してもらいやすい商品価値の説明や、パッケージ開発を意識
◆実際の施策例
・インフルエンサー
・モニター施策
◆UGC活用場所案
・フィード広告
・Webサイトコンテンツ(ECサイト、LP)
・SNS(企業アカウント/オーガニック投稿/インフルエンサー投稿)
◆事例:株式会社鈴木ハーブ研究所
実際に商品を使った人のUGCは、実店舗のテスターと同様、商品の使い心地などを伝える情報として、非常に説得力があります。さらに赤ちゃんやお子さんの「顔出し」投稿を掲載することで、肌の弱い方でも安心して使えるというメッセージを伝えています。UGCの量と質を保つことが情報の信頼性にもつながるため、定期的にハッシュタグへ投稿を促すキャンペーンを実施しています。

購入意思決定に効くのは「利用シーン」のUGC
購入の意思決定に際しては、その商品を手に入れた後のライフスタイルまでをイメージさせることができるのがUGCならではのメリットとなります。商品特性に理解が必要な健康食品や、 競合優位性が示しづらいコスメ、また、アパレルのように実際に手に取ってみないとわからない情報(素材感、デザイン、サイズなど)がある商材などでは、動画によるUGCによって実際の体験に基づいた具体的な情報を表現豊かに伝えることができます。
購入(最後の一押し)へのUGC活用
◆注目すべき指標=CVR
◆必要なUGCのタイプ
・実際の利用シーンやリアルな商品内容が想起できるUGC
・動画UGCのように表現幅が広いもの
・同梱、パッケージまで含めた画像(動画)、利用シーン画像(動画)
◆生み出すためのコミュニケーション
・動画のUGCやレビュー投稿を依頼する
・同梱や商品パッケージなど、実際の商品利用に近いタッチポイントにUGC投稿例や他ユーザーのUGCを掲載することで投稿を促す
◆実際の施策例
・モニター施策
・CRMや同梱経由でのUGC生成依頼やキャンペーン
◆UGC活用場所案
・Webサイトコンテンツ(ECサイト、LP)
・SNS(企業アカウント/オーガニック投稿/インフルエンサー投稿)
◆事例:エーザイ株式会社「美 チョコラ コラーゲン青汁」
パッケージの扱いやすさや顆粒の質感、溶けやすさなど、静止画だけでは伝わりづらい情報を動画UGCで伝えています。実際の飲用時のシチュエーションや飲み方、飲む手順など、購入後の日常シーンを想起しやすく、購入への後押しに効果を上げています。
