SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

大山忍のちょっと気になる海外マーケティング事情

第2回 費用対効果の高いB2Bマーケティング/ バーチャルトレードショー


企業展示ブース

 ではまず最初に、企業の展示ブースをみてみましょう。図1はサーチ・マーケティングの展示ブース会場です。

 興味のある企業の展示ブースをクリックすると、その展示ブースにアクセスできます(図2)。

 展示ブースでは、左側のメニューバーからその企業・サービスの概要、資料のダウンロード、賞品があたる抽選への参加など、あたかもリアルのトレードショーに来ているような雰囲気を味わえます。上部バーに並んでいる人のアイコンは、その展示ブースのスタッフです。そのアイコンをクリックすると、ポップUP画面が表示され、そのスタッフの名前、肩書き、プロフィールが表示されます。もし、そのスタッフがオンラインの状態であれば、その場でチャットを使って質問をすることができますし、またVカードの交換をすることもできます。もし、不在であればその場でメールを送ることができます(図3)。

業界リーダー達による“双方向性コミュニケーション”セミナー

 次に、業界リーダー達によるセミナー会場をみてみましょう。まず講演者一覧表を見ると、講演の時間、講演のトピック、講演者のプロフィールを確認でき、その場でVカードの交換もできます(図4)。

 講演時間内であれば、そのプレゼンテーションにアクセスすることができます。プレゼンテーションは、事前に録音しておいた講演者の音声とPPTが自動的に再生されます。ここで大変興味深いのは、公演時間中であれば講演者に自由にチャットで質問ができるということです。その回答は回答一覧で確認することができます。また、講演者もプレゼンテーションの中で、いくつか質問を投げかけることができます。セミナー参加者は、プレゼンテーションの横に出る質問票にその場で答えることができます(図5)。これらの機能は、まさに“双方向性コミュニケーション”というインターネットの特徴を上手く活用したものです。

次のページ
活発なコミュニケーション

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
大山忍のちょっと気になる海外マーケティング事情連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

大山 忍(オオヤマ シノブ)

米国大学卒業。外資系企業を経て2000年にネット広告効果測定ツールを提供するベンチャーに創業メンバーとして参画。その後、バリューコマース株式会社と合併し、アフィリエイトシステムの開発企画やマーケティングマネージャーを務める。

2007年1月にオムニチュア株式会社(現Adobe)に参加、コンサルティングサービスを立ち上げる。ビジネスコンサルタントとして米国のベストプラクティスを日本の課題やニーズに合わせて提供、ウェブ解析やガバナンス(データ主導の組織・仕組化)...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2006/07/12 21:16 https://markezine.jp/article/detail/33

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング