LIVE BOARDとフューチャースタンダードは、1台のカメラで複数の屋内デジタルOOHの広告視認数を計測するモデルを共同開発した。
LIVE BOARDは、DOOH広告の販売を手掛ける企業。一方フューチャースタンダードは、映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営している。
同計測モデルは、物体検知モデルを活用した3次元座標計算による通行者の動線の解析と、3次元顔向き推定アルゴリズムを活用した、視認可能な範囲の計測を組み合わせることで、通行者のより詳細な行動・視聴把握を可能に。これにより、屋内デジタルOOH1台ごとのカメラの設置を不要にし、安価かつシームレスなインプレッション計測を実現する。
両社は今後、鉄道駅構内や商業施設などの屋内デジタルOOHにおいて、同計測モデルの活用を進めていく。
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