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アイディオット、データマッチングプラットフォームのDP2で「国勢調査データ」の取り扱いを開始

 アイディオットは、データ収集・売買が行えるデータマッチングプラットフォーム「DP2(ディーピィートゥー)」にて国勢調査データの取り扱いを開始した。

 DP2(ディーピィートゥー)は、企業が保有するデータをフリマのように売買できるオンラインデータマッチングプラットフォーム。データの流通を促進することで、従来AI開発に必要な「データ収集」の時間を短縮し効率化、プロダクト開発の高速化を支援している。

 今回取り扱いを開始したデータは、同社が国勢調査データを特定の個人又は法人その他の団体の識別ができないように加工したもの。DP2を通じ、即利用可能なデータ形式で提供する。

DP2データ収集からデータ販売までの仕組み図
DP2データ収集からデータ販売までの仕組み図

 これにより、同データを新規事業のリサーチやマーケティングに活用できるほか、事業戦略を考える上での意思決定として自社データとパブリックデータを合わせて活用することでより幅広い顧客層の分析を実現する。

 不動産業では空き家率と住宅価格の相関性リサーチ・活用、医療では国内のウイルス感染拡大の予測や対策への利用、また小売では、既存店舗周辺の商圏データに基づく新規出店店舗の売上推定などへの利用が期待される。

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MarkeZine(マーケジン)
2020/10/01 08:00 https://markezine.jp/article/detail/34448

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