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トレンダーズ「エシカル消費」に関する意識・実態調査を実施  積極的な企業は「良い印象」が9割以上

 トレンダーズは、20~40代の男女を対象に「エシカル消費」に関する意識・実態調査を行い、その結果を公開した。

「エシカル」の認知度は23.0%、若い世代ほど認知度が高い傾向

 まず、「エシカル」という言葉の意味を知っているか聞いてみたところ「知っている」「なんとなく知っている」と答えた人の合計は23.0%となり、「認知度が高い」とは言えない結果となった。

 年代別に見てみると、20代が30.7%、30代が20.5%、40代が17.9%と、若い世代ほど認知度が高いという結果に。「エシカル」をコンセプトにした若者向けファッションブランドやコスメブランドが多いことが、理由の一つとして考えられる。

「エシカルな行動」の実践率は、女性が高い結果に

 「エシカルな行動」を実践する人は多く「エコバッグの使用」(全体74.6%、男性59.6%、女性89.6%)、「食べ残しを減らす」(全体61.8%、男性52.0%、女性71.6%)などは半数以上の人が「実践している」と答えた。「エコ」や「食品ロス」に関連するニュースは報道の量も多いことから、「エシカル」という言葉自体は知らなくても、実践につながっていると同調査では指摘した。

 「エシカルな行動」の実践率を男女別に見ると、「福祉施設で作られた商品の購入」(男性・女性ともに6.8%)を除いたすべての項目で、男性より女性の実践率が高いという結果となった。

「エシカルな商品やサービスの購入頻度」は30代女性・40代女性はともに半数以上に

 また、「エシカルな商品やサービスの購入(利用)頻度」について聞いたところ「よく購入(利用)している」「たまに購入(利用)している」と答えた合計は42.2%だった。年代・性別ごとに見ると、30代女性(56.6%)と40代女性(50.0%)はともに半数以上となっており、「エシカルな商品やサービス」を特に頻繁に購入(利用)していることが分かった。

「エシカル」に積極的な企業、「良い印象」が9割以上

 次に、「エシカルな商品やサービスの開発」に取り組む企業についての印象を調査。結果「良い印象」(29.2%)、「やや良い印象」(64.2%)となり合わせると9割以上(93.4%)が、ポジティブな印象をもっていることが分かった。

SNSの投稿や広告で、半数以上が「エシカルな商品やサービス」に興味

 続いて、SNSで見た投稿や広告がきっかけで「エシカルな商品やサービス」に興味を持ったり、購入・利用したことがあるか調査。その結果「SNSでそのような投稿や広告を見たことがない」と答えた人を除くと、「興味を持ち、購入・利用したことがある」人が14.3%、「購入・利用したことはないが、興味を持ったことはある」人が36.8%という結果に。合計すると、半数以上(51.1%)の人がSNSをきっかけに「エシカルな商品やサービス」に興味を持った経験があることが分かった。

「値段の高さ」や「貢献度の分かりづらさ」が課題

 最後に、「エシカルな商品・サービス」を購入・利用する際の、気になる点やネガティブに感じるポイントを調査。すると「値段が高い」(35.6%)、「貢献度が分かりづらい」(34.8%)、「対象の商品やサービスが分かりづらい」(26.2%)といった声が上がった。

【調査概要】
調査対象:20~40代男女500名 ※年代性別均等割り付け
調査期間:2020年10月5日(月)~10月6日(火)
調査方法:インターネット調査

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2020/10/28 09:45 https://markezine.jp/article/detail/34691

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