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スイッチ・メディア・ラボ、スポットテレビCMのリーチを最適化するサービスをリリース

 メディアリサーチデータを提供するスイッチ・メディア・ラボは、スポットCM出稿時の参考データとして、放送局の予算配分ごとのトータルリーチを算出し提供するサービス「スポットCMリーチオプティマイザー(以下、SRO)」リリースした。

 「タイムCM(番組提供)」の効率化を測る指標として、一般的に番組料金あたりの視聴率(パーコスト)が用いられてきたが、近年では「認知」を上げるためのテレビCMの効果指標として「リーチ」を把握することが重要であると考えられている。

 一方、スポットCMにおいて「放送局ごとの予算配分のトータルリーチ」を調べることは難しく、根拠をもって放送局ごとの予算配分を決めづらいという課題があった。そこでSROは、スポットCMの「放送局ごとの予算配分」を考慮した上で、トータルリーチの最適解を提供するサービスを開始した。

 同サービスでは過去の出稿実績データをもとに、各放送局のスポット単価(GRPパーコスト)や出稿絵柄(全日、コの字など)といった広告主の条件をもとに、独自アルゴリズムでシミュレーションを行う。放送局シェアの中で、獲得できるトータルリーチが高い順番でランキング形式にて抽出していく。これによりにより広告会社は、リーチ指標でスポット出稿プランニングの提案ができる。また広告主は、リーチの重複がある状態でスポットCMを購入していないか可視化ができ、根拠をもってバイイング可能だ。

 今後は「放送局ごとの予算配分」だけではなく、「絵柄(全日、コの字など)の最適化」への対応を予定しいる。将来的には、TRO(タイムCMリーチオプティマイザー)と組み合わせて、タイムCMとスポットCMの予算を合わせて最適化するサービスの展開を考えている。

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2020/11/16 16:30 https://markezine.jp/article/detail/34876

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