目的別に選べる豊富な動画素材。CPAが20%ダウンの事例も
――実際に「DeLMO for Advertiser」を活用され、いかがでしたか。
青木:動画素材のストックも登録しているクリエイターもとにかく豊富で、素材集めの苦労が解消されました。ママコスメのペルソナに近いモデルや、これまで効果が良かったクリエイティブのモデルに近い方を選べるなど、細かい希望に沿った素材も収集できています。
また、インスタグラマーによる制作なので、お客様が親近感やリアリティを持ちやすい素材が多いと感じます。ママコスメのような単品リピート通販の商材は、クリエイティブのPDCAを回すことが最重要課題です。適切なコストでスピーディーな制作ができると感じています。
小嶋:私も、目的に応じた素材が選べる使い勝手に魅力を感じています。これまで制作した動画クリエイティブと比較しても、「DeLMO for Advertiser」を使った動画は、リアリティがあり、パフォーマンスに反映されていると思います。静止画バナーと比べると、CPAが20%下回ることもありました。
――制作のスピード感はいかがですか。
小嶋:ストックにイメージ通りの動画素材がある場合は、すぐに制作へ移れます。ない場合でも、モデルを指定して新規の撮影依頼が可能です。DeLMOのスタッフの方々は皆、広告業界のコンテキストをよく理解されているので、イメージ通りの素材を制作していただき、出し戻しの手間もなく、ディレクションがスムーズです。結果として制作スピードが速くなり、動画フォーマットでの勝ちパターンが見え始めています。
鬼山:新規撮影のご依頼の場合、動画の種類にもよりますが、3、4日ほどで納品しています。編集や音入れの作業などは、広告代理店様やクライアント様サイドで自由にできますので、ディレクションのコミュニケーションコストが大幅に下がっているのではないかと思います。
動画広告の制作環境はまだまだ進化する。SNS動画の制作体制をいち早く強化することを企業は求めている
――終わりに今後、みなさんがSNSマーケティングや動画を用いて取り組みたいことをお話しください。
青木:動画広告の制作体制が整い、PDCAサイクルの速さは格段に上がったと感じます。引き続き「DeLMO for Advertiser」にそろっている多様な動画素材を活用し、勝ちパターンを模索していきながら、認知やコンバージョンの最大化につなげたいです。
また、この座組の精度を高めて、YouTubeやTiKToKなど動画と相性が良いSNSにも横展開し、動画広告でお客様との新たなタッチポイントを広げていきたいと思います。
小嶋:同じプラットフォームでも、静止画バナーと動画広告で反応するユーザーは異なるそうです。今回「DeLMO for Advertiser」を使って動画広告にチャレンジしたことで、これまでリーチできていなかった層へアプローチできたのではないかと感じています。この実績を基に、FacebookやInstagramでのリーチ、コンバージョンを伸ばしながら、別 のメディアにも横展開し、販売チャネルも増やしていきたいです。また、ご支援しているママコスメさんのLINE公式アカウントや各ランディングページでも、動画が有効活用できるのではないかと思います。
そして私たち広告代理店の強みは、様々な業界の知見を持っていること。汎用性の高いナレッジなどは情報交換をしながら、クライアント様の成功にお力添えしたいです。
磯山:限られた可処分時間の中で、効率よく情報を届けて理解を深められる動画は、今後より重要視されていくでしょう。リアルタイム性とスピード感、さらにリッチなコンテンツが求められてくる市場の中で、wevnalはクリエイティブの差別化によるご支援に注力したいです。今回の「DeLMO for Advertiser」のような、ソリューションやテクノロジーでスピーディーさを実現し、クリエイティブ領域に強みをもつマーケティング支援会社という立場を確立したいですね。
広告代理店は今後、広告を配信して終わりではなく、企業とロイヤリティの高いエンドユーザーの橋渡し役になっていくと思います。企業に対して生産性の高いマーケティングをご支援し、人生のプラスアルファになるような情報やプロダクトをお客様へ届ける存在になりたいです。
鬼山:非効率なクリエイティブ制作は、企業様や広告代理店様が本当に実現したいマーケティング活動の大きな負荷になってしまっていると思います。「DeLMO for Advertiser」を通して、少しでもクリエイティブ制作効率化を支援していくことで、広告業界に関わる方々が「1分1秒でも早く」質の高い業務を行える環境を提供するとともに、動画素材を提供くださるクリエイターの方々が活躍できる場(人生100年時代に向けた副業支援)も広げていきたいです。
――本日はありがとうございました。