楽天は2月24日、楽天市場の商品検索結果画面に運用型広告を配信できるメーカー向け広告プロダクト「RMP-Sales Expansion」にて、各広告媒体へのリターゲティング広告の配信が可能になる新メニュー「RMP-Sales Expansion Advance」の提供を開始した。
2020年9月から提供を開始した「RMP-Sales Expansion」は、広告主となる各メーカー企業が、楽天市場の出店店舗で販売される自社商品の広告を出稿することで、楽天市場にて商品と関連性が高いキーワードの商品検索結果に広告を表示できるプロダクト。
より効果的な運用を目指し開発した「RMP-Sales Expansion Advance」では、「RMP-Sales Expansion」によって検索結果に広告を表示したのち、表示された広告をクリックしたうえで商品を購入しなかったユーザー層を含むターゲットに対して、独自のプラットフォームを用いて、楽天市場に限らない外部メディアなどの広告媒体におけるリターゲティング広告を配信することができる。
これにより各メーカー企業は、楽天市場の集客力を活用して見込み顧客に訴求するとともに、商品に関心を持った顕在顧客にも効果的に再アプローチすることが可能となる。
また各メーカー企業の商品を販売する楽天市場出店店舗にとっても、関連する商品を探すユーザーに商品情報を訴求することができるため、売り上げの向上につなげることが期待できる。
今後レポート項目やアルゴリズムの充実を図るなど、機能を順次拡大していく予定。
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