LINEは、同社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を活用し、日本全国の10~50歳の女性を対象に、「ネットスーパー」の現状の認知率や利用率、今後の流行予想を調査した。
ネットスーパーの認知率は女性全体で91%
まず、ネットスーパーの認知率と利用率について調査した。結果、どの年代の女性にも認知率が高く、10~20代で8割以上、30~50代では9割以上となった。また利用経験率も10~20代と比べて30~50代のほうが高いという結果となった。
約10人に1人がネットスーパーを使っていると体感
次にネットスーパーを利用している人が、現在身の回りにどれくらいいると思うか、予想を聞いた。すると、ネットスーパーの流行体感スコアは女性全体で「12.0」であった。およそ10人に1人が利用していると予想している結果となった。
1年後、3人に1人が活用していると予想
1年後、自分のまわりでどのくらいの人が使っていると思うか、予想を聞いたところ、流行予想スコアは女性全体で「34.0」という結果に。およそ3人に1人が1年後に利用していそうなイメージとなった。
「半数またはそれ以上の人が利用するだろう」と回答した人の意見
・デジタル化が進んで、気軽にものを買えるようなアプリ(ネットスーパー)は便利だと言う人が多くなり、話題性がありそう(女性/19歳)
・在宅メインのライフスタイルが定着しつつあるため、ネットスーパーの利用者が今後も増えると思う(女性/30歳)
・子育て中には便利だし、勧めるとやってみようかなという人が多い。なぜやってないのか疑問なくらい便利(女性/36歳)
・コロナ禍で外出するのも大変だから。また、高齢者は買い物に行く負担が減るから(女性/50歳)
「誰も利用しないであろう」と回答した人の意見
・商品の状態を見て、選んで買いたいという人が多いと思う(女性/31歳)
・配送料が高かったりその日に注文できなかったりするし、対応店舗も少ないから(女性/32歳)
・1年後にはステイホームが緩和されていると思うし、買い物にでかけられる人は店舗で買うと思う(女性/34歳)
・仕事後に買い物に行くと値引き商品があり、自分もまわりの人もそれを目当てに買いに行っているから(女性/45歳)
51%が「今後、利用意向がある」と回答
最後に、自身の今後の利用意向について調査した。結果、利用意向がある人の割合は女性全体で51%と半数を超える結果となった。一方、利用意向がない人の割合は女性全体で26%であった。
「利用意向あり」の理由
・1人暮らしをはじめたが車をもっていないので、重いものを買うときに真夏や真冬は便利そうだと思う(女性/25歳)
・思ったよりもすぐ届くので今も使っていて便利。配送が自動化されるとさらによい(女性/21歳)
・雪の時期に届けてくれるのはありがたいし、早く欲しいものが手に入りそう(女性/58歳)
「利用意向なし」の理由
・スーパーを利用するときは、すぐに食材が欲しいときだから、買いに行ったほうが早い(女性/18歳)
・そもそも買い物にでかけることが好きだから。配送料がかかるし、自分で選べないので品質に不安(女性/24歳)
・生鮮食品が自分の思っている基準のものが届くかが心配(女性/38歳)
・半額シールで献立を考えているから(女性/44歳)
【調査概要】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国18~59歳の女性
実施時期:2021年4月7日~2021年4月12日
有効回収数:1,054サンプル
※年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第1位または第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります。
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