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博報堂、テクニカルディレクターの視点活かしたDXクリエイティブ発想プログラム「DXD bit」提供

 博報堂のプロジェクトチームhakuhodo DXDは、テクニカルディレクターの視点を活用し、誰もが新しいサービスや体験を短期間で開発できるプラニングプログラム「DXD bit」の提供を開始する。

 hakuhodo DXDは、システムやデータ基盤の上に、生活者視点で真の体験価値を実装するクリエイティブチーム。その中心的なメンバーが「テクニカルディレクター」だ。

 彼らはクリエイティビティとテクノロジーの知見を併せ持ち、その融合によって生活者の新たな体験価値を創造する人材として、サービス・体験開発における重要な役割を担っている。

 テクニカルディレクターの専門的な知見や思考法を可視化し、世の中に開放・共有していくことで、より良い生活者体験を増やす取り組みの一つが「DXD bit」だ。

 サービスがいかに長く使われ、受け入れ続けられるかを考える際に、テクニカルディレクターは「Input」「Process」「Output」という3つの視点で考える。

Input:テキスト/音声/画像/位置/購買履歴/WEB行動履歴など
Process:テキストを音声に変換する、画像を機械学習して新しい画像を生成するといった、InputデータをOutputデータへ変換する仕組み
Output:スピーカーから音声を出す、3Dプリントする、ロボットアームを動かすなどの様々なアウトプット形態

 「DXD bit」は、誰もが「Input」「Process」「Output」の視点を意識しながら、簡単にサービスの仕組みを考える発想を支援する。

 パズルやカードのように要素を組み合わせ、アイデアにテクニカル視点を取り入れることで、テクノロジーの専門家でなくとも直感的に活用することが可能。テクニカルディレクター不在のプロジェクトでもリアリティあるサービスの開発が期待できる。

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2021/05/20 17:10 https://markezine.jp/article/detail/36369

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