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流入は5倍、コンバージョンは3.6倍!SEOコンテンツをインハウス化する理由と成果を出す4つのカギ

成果につながるSEOコンテンツ制作の4つのポイント

MZ:今回の取り組みを通じて得たSEOコンテンツ制作の成功のポイントや、取り組んで良かった施策などを教えてください。

杉山氏:私は4点あると考えています。第1に、我流で始めないこと。第2に、信頼できる相談相手を持つことが大切だと思います。どんなにいいコラムやコンテンツを作っても、それを検索する人のニーズを理解したり、SEOの基本について知らなかったりすると、結果は出ず「意味のなかったこと」となってしまいます。そうならないように、信頼できるパートナーに相談しながら、我流にならずに進めることが大切です。

 第3に、成果が出るまでやり続けることです。この決意は必要です。当社の場合、成果は割とすぐに出た方だと思いますが、やはりある程度の時間は必要ですし、リライトもしました。結果、セッション数やコンバージョンも伸びて、ビジネスにもインパクトが出たので、「やっぱりSEOコンテンツは大切なんだ」と社内の認識が高まったのです。これにより、最近ようやく全社でコンテンツ作成に取り組めるようになりました。

 第4に、熱量です。続けること、コンテンツを追加/リライトすることは、やはり「お客様により良い情報を伝えたい」という思いや、「これは本当に価値あることだ」という熱い思いを持ち続けることが必要です。そういう人が社内に1人いないとおそらく続かないと思うので、熱量を持ち続けるようにモチベーションを上げていくことが大切だと考えています。

百々氏:私からもコンテンツ作り、そして運営体制の観点からそれぞれポイントを挙げていきます。

 SEOコンテンツ作りにおいては、結局「ユーザーにとって有益なコンテンツを作ること」が最大のポイントだと思います。ユーザーが欲しい情報を網羅的に届けられているか、どのようなコンテンツがユーザーにとって良いコンテンツなのか、その意識を持つことが必要だと思います。これはSEO対策に限らず、Webコンテンツ作りの基本かもしれません。

 運営については、やはり杉山さんの話に出たように、PDCAを回すことが大切です。SEOの観点でいえば、作ったものがいいコンテンツかどうかは、正直市場に出してみた結果でしかわかりません。なので、公開したあとどういう反応があったのかを追っていき、改善をして、それがどうなったのかを改めて見ていくというサイクルを回していくことが成功への近道です。

 公開した記事が良かったのか悪かったのか検証せず、とにかく新しい記事を追加するだけになり、結果として全然成果が伸びないという失敗例を過去数多く見てきました。

 SEARCH WRITEでは、「検索順位チェック」という機能を使って、順位、クリック数、クリック率、コンバージョンという4つの指標で登録したキーワードの推移を追っていくことができます。一般的に、SEO対策はやりっぱなしで検証と改善がおろそかになることが多いのですが、SEARCH WRITEによっていつ何を行い、その結果がどうだったのかPDCAを回すことができます。

 こうすることで何が効果的だったのかがわかるので、ナレッジも蓄積されていきます。Webマーケティングは、1人の担当者の属人作業になる傾向があるのですが、SEARCH WRITEがあることでナレッジやノウハウの蓄積・共有ができます。

クリック/タップで拡大
検索順位チェックの画面には実行した施策の履歴が残るため、施策の効果 検証を簡単に行える。
(クリック/タップで拡大)

コンテンツのインハウス化で真の課題解決を

MZ:最後に、これからの抱負をお願いします。

杉山氏:やりたいことは1つで、「お客様にとって役に立つコンテンツを妥協なく提供したい」ということです。今回、SEOを自分たちでインハウス化してやってみてわかったのですが、SEOは小手先の技術ではなく、やはり本質的なことが大切だと実感しました。お客様にとって本当に役立つものでないと、評価されない。逆にそういうコンテンツを作れば、結果につながるということがわかったので、そこは妥協せずにやっていきたいと思っています。

百々氏:2つあります。1つ目は、SEARCH WRITEのユーザー企業の方々に、より良い価値を届けられるように、機能や操作性などあらゆる点でどんどん改善していきたいと思っています。ご要望やニーズに合わせ日に日にパワーアップしていますので、より良い価値を提供したいですね。

 2つ目はSEARCH WRITEのコンセプト「『わかる』ではなく、『できる』を全ての人に。」をより多くの企業様で実現していくことです。「人材やノウハウがない」「自社でやりたいけど、やり方がわからない」という方々は、まだ多くいらっしゃるので、そういう方にこそSEARCH WRITEを届けて、課題解決をしていただければと思っています。

SEO・コンテンツマーケティングを強化したい方におすすめ!

1週間無料でトライアルを実施中。本記事にて興味を持たれた方は、SEARCH WRITEサービスサイトから無料デモにお申し込みください。またコンテンツSEOに役立つコンテンツチェックシートはこちらから無料でダウンロードができます。

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この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2021/06/29 10:00 https://markezine.jp/article/detail/36482

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