博報堂DYホールディングスが発表した「10月度月次売上高」(11月15日付)によると、博報堂、大広、読売広告社のいずれも、インターネットメディアでの売上は、全体の1%前後ながら、前年比で見ると、20~40%の高い伸びを示していることがわかった。一方、マス4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)は、売上構成比では圧倒的だが、前年比で見ると微減・微増にとどまっている。
また、電通が発表した「2007年3月期中間決算概況 および通期の見通し」(11月16日付)では、インターネット広告市場の成長は、今年度の2,808億円から2009年度には約2倍の5,660億円になると分析。同社は2009年にインターネット広告市場のシェア20%を目指すとしている。
博報堂DYホールディングス「月次売上高 平成18年10月度」(PDF)
電通「2007年3月期中間決算概況 および通期の見通し」(PDF)