堀江貴文氏や佐渡島庸平氏などが参画するニュースレターがローンチ
――「WISS」では、主にどんなコンテンツが配信されるのでしょうか?
藤田:時事的な話題について、個人が尖ったオピニオンを発信できるサービスにしていくつもりです。知的ビジネスパーソン層では、ポップで“広く浅く”学べるコンテンツよりも、硬派で質の高い情報へのニーズが高いと感じます。それを叶えるコンテンツ配信事業がまだ日本には少ないので、この点を実現していきたいですね。
――どんな有識者が参画するのか気になります。
藤田:ローンチ時には実業家の堀江貴文氏をはじめ、行政改革や企業の経営改革の専門家である上山信一教授や、IT批評家の尾原和啓氏、脳科学者の茂木健一郎氏、マンガ・小説編集者の佐渡島庸平氏など、様々な分野で活躍されている第一人者の方々にご参画いただきます。

――豪華ですね。「ニュースレター事業ならでは」な仕掛けや展開はありますか?
藤田:有識者がファンに向け一方的に発信するというスタイルも既存の業態がありますし、サロン事業のような、“主催者と参加者”のインタラクティブ性を楽しむ場も一般化してきていると思います。
それらとはまた違った、“発信者同士”が交流・連携することで新たな化学反応を起こす「共創プラットフォーム」としても展開していきたいと考えています。新しい時代における編集者の腕の見せ所になるのではないでしょうか。
他にも、購読までの手続きのハードルの低さ、LINEでのプッシュ通知機能といったユーザビリティについても、ライブドアの創業者でエンジニアでもある堀江氏のフィードバックをもとに進めていますので、UI/UXの側面でも競合優位性のあるものにしていきたいですね。
