マーケティングにおいてはもちろん、プロダクト開発の段階でもユーザーの声を取り入れることの重要性は増す一方です。しかし、ついユーザーの声を絶対視して検証せず実装したり、施策に組み込んだりしてしまうことも。
あるいはアンケートやインタビューなどで調査をしたにもかかわらず、いまいちデータを活かせないことも少なくありません。場合によっては直感と思い込みでなんとなく「ユーザーはこんな体験をしている・求めている」と語ってしまうこともあります。
そうした失敗を避け、エビデンスに基づいた意思決定を行うための手法として注目されているのがUXリサーチです。その始め方を解説した『はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値あるサービスを作り続けるために』が、MarkeZineを運営する翔泳社から8月5日(木)に発売となりました。
本書はメルペイのUXリサーチチームで活躍する松薗美帆さんと草野孔希さんが、1人から始められるUXリサーチのの基本的な考え方や手順の組み立て方を解説。また特に、UXリサーチャーとして専業で取り組むよりも、今の仕事をこなしながらどうやってリサーチを進めればいいのかに重点を置いています。
ケーススタディでは著者のお二人が現場で利用しているリサーチ術を7つの事例で説明し、読者が自分の仕事に応用しやすい形で方法を提案しています。顧客やユーザーを知る大事な一手として、ぜひUXリサーチを取り入れてみてください。
目次
Introduction:はじめに
Chapter1:UXリサーチの捉え方
Chapter2:UXリサーチの始め方
Chapter3:UXリサーチの組み立て方
Chapter4:UXリサーチの手法
Chapter5:UXリサーチを一緒にやる仲間の増やし方
Chapter6:UXリサーチを活かす仕組みの作り方
Chapter7:UXリサーチのケーススタディ
Chapter8:UXリサーチの実践知の共有