CBSはテレビネットワークだけでなく数多くのウェブサイトを運営しており、パートナーサイトの数は300以上、米国のネットユーザーの8割にリーチしている。
買収対象となったCNET Networksはサンフランシスコを拠点として、CNETやZDNetなど10以上ものニュースサイトやIT系情報サイトなどを運営している。同社はまた、2007年に中国で4億600万ドルの収益を上げており、買収にあたってCBSはこの点も評価したようだ。
CNET Networksの買収によって、CBSはネット企業としても米国でトップテンに入る規模に成長する。両者は今後協力して、広告部門の収益拡大をねらう。
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