フラーは、BSNアイネットとともにアルビレックス新潟のデジタル推進を支援することを発表した。
今回の実証事業では、スポーツを通じた経済活性化・地域活性化を目指す上で、スタジアムのスマート化(デジタル活用)が周辺地域にもたらす経済的・社会的効果とビジネスモデル(エコシステム)、サステナブルな交流施設としての有効性を、集客・データ活用などの観点を通じて検証する。
具体的には、アルビレックス新潟のニュースや試合情報などの発信を目的とした公式アプリを開発するとともに、デンカビッグスワンスタジアムに設置された5G環境を活用し、来場者への新たな観戦体験も提供する。
アプリにはスタジアムのアクセス情報や飲食売店情報、デジタルスタンプ導入による継続した試合来場を促す仕組みを導入することが想定されている。アルビレックス新潟のパートナーや応援店を中心に、スタジアム外の地域への経済波及を目指す。
新たな観戦体験では、5G対応のタブレット端末を利用者に貸与し、特別ゲストによるトークイベントなどを実施。アプリの分析などによりユーザーのアクセスや購買動向を検証するほか、5G環境を活用した利用者に便益のある情報配信などスマートスタジアム化を図る。
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