SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

事例&データで深掘り!Instagramマーケティングの現在地(AD)

Instagramの今はこの記事でわかる!Facebook社公式セミナーの内容を総まとめ

ストーリーズ、リール、ライブ、ARの新機能・活用ポイント

 続いての講演「好きと欲しいをつくる Instagramのイノベーション」では、製品部門の共同責任者アシュリー・ユキ氏が最新のプロダクト戦略を紹介した。

 ユキ氏は「Instagramはマーケターの皆さんにとって、ビジネスを前進させるのに大事な場所です」と解説。Instagramはコミュニティとビジネス、クリエイターが共存する場であり、ビジネスが自然な形で受け入れられていると語る。実際に、ビジネスアカウントをフォローしている利用者の割合は90%に上る

Instagram 製品部門共同責任者 アシュリー・ユキ氏
Instagram 製品部門共同責任者 アシュリー・ユキ氏

 先に触れたとおり、Instagramの各種ツールは利用者に浸透しており、ストーリーズを毎週利用する人は91%、長尺動画を毎週利用する人は71%に達している。ユキ氏は講演において、クリエイティビティを高める様々な機能を紹介。ここではストーリーズ、Instagramライブ、リール、ARの4つについて、最新動向をまとめていく。

ストーリーズ広告のカギはインタラクティブ性

 利用者とブランドがより良い関係を築くために、Facebook社が近年特に力を入れて開発している機能の一つがストーリーズだ。活用する際にはインタラクティブ性を発揮することが重要であり、アンケートスタンプ機能を使った広告は使わない広告と比較して、視聴時間が3倍になることがわかっている。

クリック/タップで画像拡大
クリック/タップで画像拡大

Instagramライブをよりクリエイティブに

 これまで1人に限られていたライブ配信へのゲストの招待が、最大3人まで可能に。ほかのクリエイターやビジネスとの共創の幅が広がった。また、ライブをよりインタラクティブな場にできるよう、視聴者のQ&A投票機能を追加。視聴者はハートボタンをタップすることで質問に投票できる。さらにライブ配信の日時を事前に予約する機能や、登録した利用者にリマインダーを送れる機能も追加される予定だ。

クリック/タップで画像拡大
クリック/タップで画像拡大

リール広告もローンチ

 リールは約1年前に提供開始された短尺の動画フォーマットだが、新機能が次々と追加されている。たとえば「リミックス」は、既存の動画を基に自分のリールを作成できる機能。トレンドの動画にブランド独自のクリエイティビティを載せることで、新しい交流を生み出すことができる。また「リール広告」によって、ブランドがエンターテインメントを求める人々にリーチすることも可能になった。

ARの活用で大きな成果が

 ARはブランド体験を拡張するテクノロジーになり得る。すでに韓国の自動車メーカー ヒュンダイは、プロモーションにARを活用。韓国のZ世代の間では「自家用車をキャンピングカーのようにして使う旅行スタイル」がトレンドになっている。同社はこのトレンドを踏まえ、自社製品の魅力をARを用いて訴えかけることで、広告想起が16.5ポイント上昇、購入意向が3.6ポイント上昇という結果を残した。

クリック/タップで画像拡大
クリック/タップで画像拡大

 ユキ氏はこのほか、Facebook社が進めるクリエイター支援についても言及。InstagramやFacebook上でクリエイターが新しい方法で収入を得られるようにする各種プログラムに、2022年末までに10億ドル以上投資する方針が示された。

 続いて紹介するセッションでは、ブランド広告の効果を可視化する手法の紹介、そしてInstagramで効果を発揮するクリエイティブの「三原則」が明かされます!

次のページ
ブランド広告の効果を高める「クリエイティブの三原則」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
事例&データで深掘り!Instagramマーケティングの現在地連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/10/18 11:30 https://markezine.jp/article/detail/37407

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング