このシナリオを読んで“あるある!”と思った方は、要注意!
まず世の中の99%の広告主がインターネット広告で失敗するシナリオを見て欲しい。
【某広告主の会社でのワンシーン】
広告主経営者 :「今やITの時代だ。我々もそろそろインターネット広告を使った販促をしなければ」
広告主担当者 :「そうですね。では各代理店を呼び出してコンペをやりましょう」
広告主経営者 :「でも1社の代理店だけに任せるのは不安だから、2社の代理店に任せよう」
広告主担当者 :「では今回は6社の広告代理店に声をかけます。その中から2社選びましょう」
【オリエンテーションにて】
広告主担当者 :「競合コンペを行います。○○のインターネット広告のキャンペーンを提案してください。予算は3,000万円。いっぱいお客様を獲得できるプランでよろしくお願いします」
代理店営業担当者:「目標のCPAはいくらでしょうか?」
広告主担当者 :「それは企業秘密だから教えられないな~。とりあえず商品が売れそうなプランを選びます」
【競合コンペにて】
代理店CD :「バナー広告はFLASHでキレイな動きのあるものでして御社のイメージにピッタリかと…(省略)」
代理店媒体担当者:「メディアプランは御社のターゲットに向けた媒体を選定しまして…(省略)」
(後日)
広告主担当者 :「今回のコンペの結果、メディアプランはあまり差がなかったので、クリエイティブの面白さから判断して、A社とB社でいきます。来月から一気にキャンペーンを開始してください」
【キャンペーン終了後】
広告主担当者 :「インターネット広告のキャンペーン失敗だったよ。あのCPAでは全然採算がとれないよ。どういうこと?」
代理店営業担当者:「実は広告は1回出しただけではダメなんです。何度も繰り返し出すことで効果が出るんです。また新しいクリエイティブとメディアプランを出しますので、もう1回やりましょう」
広告主担当者 :「次回のキャンペーンは別の代理店C社も呼んでコンペをやるよ」
…多少大袈裟に書いているが、もし当てはまる項目があれば、それが失敗の素かもしれない。