トラステッドアドバイザーになるということ
――金融機関を担当される立場から、日常的に業務で意識していることはありますか。
飯島 ユーザー企業の皆さまはデジタルで顧客体験を変えていく重要性を重々認識されている方が大半です。他方で、店舗や人の介在を強みとするビジネススタイルから即座に転換することは非常に難しいという課題にも自覚的です。ましてや組織も大きい中で、「現状をどう変えていけばいいのだろうか」という課題感を業界全体が抱いている印象です。
たとえば、「OMOの仕組みを提供すること」と「金融業界の顧客にとって心地よい体験を提供すること」は決してイコールではないと思うんです。既存の業務形態とのバランス感覚や次に踏むべきステップを検討する難しさは金融業界特有であると感じています。
――セールスフォース・ドットコムには盛んなフィードバック文化があるとうかがっています。入社以降、飯島さんが自身のマネージャーからもらったフィードバックで印象に残っている言葉や教訓があれば聞かせてください。
飯島 おっしゃるとおり、日常的にさまざまな粒度のフィードバックをもらう機会があるため、どれも印象的ではあるのですが……伊奈からの「トラステッドアドバイザーになれ」という言葉はとくに心に残っています。
One to Oneマーケティングは、ただ変化が激しいだけでなく、コロナ禍によりお客様自身も先を見通すことが難しい領域です。そんな中でユーザー企業に対して、セールスフォース・ドットコムはどのような未来を提案できるのか――テクノロジーの話だけなく、顧客理解を深めたうえで最適なコミュニケーションを考え続けるマインドは、常日ごろから念頭に置いています。
――飯島さんが考える「DMBUのアカウントエグゼクティブに求められる資質」を教えてください。
飯島 自分自身の信念と、どんなことでも楽しめるマインドのふたつを持ち合わせることでしょうか。自身の担当領域に興味を持ち、「自分はこの業界をこう変えていきたいんだ」という熱い想いを持っている方は大いに活躍できるのではないかと思います。
加えて、「興味と楽しむマインドを持つ」ことができる方はこの仕事に向いているのではないかと感じますね。実際に私自身も前職で金融機関に出向していた際に、それまで縁がなかった「データ活用」に興味を持ち、楽しみながら取り組んでいく中でお客様のサクセスにつながり、喜んでいただけた経験があります。これは現在仕事に取り組むうえでのモチベーションであり続けていますね。
――最後に、セールスフォース・ドットコムへのチャレンジを検討している読者に向けて、メッセージをいただけますか。
飯島 セールスフォース・ドットコムの日本法人は今年で22年めを迎えますが、日本のDMBUはまだ7年め。若い組織ゆえにベンチャー企業のような雰囲気があり、「今後もあらゆる業界で新市場を開拓していきたい」想いがメンバー間で共有されています。
我こそは「DMBUにふさわしい熱い想いを持っている!」と感じる方にぜひ応募していただきたいです。日々変わりゆく業界に身を置き、DMBUのメンバーや新しい一歩を踏み出すお客様とともに次の一手を共創する環境です。間違いなくスピーディに成長できると思います。
――ありがとうございました!
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