短期離職も自分次第でプラスにできる
野崎:短期離職してしまった人材派遣会社、そしてリクルートジョブズの転職があったからこそ、CastingONEの事業構想が固まっていったんですね。
野澤:そうですね。退職した後は、すぐに事業のP/Lを描いて、サイバーエージェント時代に一緒だったエンジニアに声をかけてすぐにプロダクトの設計・開発を進めました。

野崎:一定規模の企業に在籍していて同僚が多くいたため、起業後のボードメンバー集めが有利に働いたケースですね。業界大手企業でのキャリア形成を選択するメリットの一つと言えるでしょう。最後に、今後CastingONEをどのような会社にしていきたいか、展望を教えてください。
野澤:現在は2025年のIPO、人材派遣業界のSaaSとしてマーケットシェアNo.1を目指します。IPO後もどんどんチャレンジしていき、最終的には大企業と呼ばれるまで成長させ、売上高1兆円を超えるような規模の会社にしたいです。
野崎:迷いなくやりたいことを見つけている野澤さんのキャリアは強いですね。短期離職が続いた場合はキャリアの選択肢が狭まってしまいがちですが、自らの夢であった経営者になるという想いがブレていないことが、現在のサクセスストーリーにつながっていますね。
過去は変えられないので、自身の軌跡を回収しながら今から軸を選定することも可能です。野澤さんのキャリア形成も参考に、ぜひキャリアの軸を考えてみてはいかがでしょうか?
