大阪ガスの家庭用サービスのWeb広告を担当
MarkeZine編集部(以下、MZ):まず、会社の紹介と小寺さんの担当業務について教えてください。
小寺:私が所属しているDaigasグループの大阪ガスマーケティングは、ご家庭向けにガスや電気などのエネルギー、それらを扱う機器、その他暮らしに関するサービスを提供する大阪ガスの基盤会社として、2020年4月に設立されました。
お客さまの対応窓口としては、大阪ガスサービスチェーンやコールセンター、Webサイトがメインとなりますが、私は各サービスに関するWeb広告の企画や運用を担当しています。
MZ:今回のプロモーションの対象となった、スタイルプランPはどのようなサービスなのでしょうか。
小寺:スタイルプランPは、大阪ガスが提供している「大阪ガスの電気」の料金プランの一種です。このプランは、「契約期間中はずっと大阪ガスがAmazonプライム年会費を負担し続ける」という内容になっております。
潜在層へのアプローチ強化を目的にTwitterを活用
MZ:今回Twitter広告の活用に至った背景を教えてください。
小寺:デジタル上で潜在層向けのアプローチを行いたい、スタイルプランPとTwitterの相性が非常に良いと考えていたことから、活用に至りました。
これまでWebプロモーションでは、検索連動型広告などを中心に展開してきました。顕在層を主なターゲットとしていたため、スタイルプランPをご存知ではない潜在層に情報がまだ届ききっていないと考えていたところでした。
その中でTwitterは動画広告のメニューやターゲティングも豊富になっており「『趣味や嗜好』を切り口にした訴求で、多彩なターゲティングを活かせばTwitter利用者との親和性が高くなり、効果も出せるのではないか?」という仮説を立てました。
Twitterでの動画広告はこれまでもスポットでは実施していたのですが、「スタイルプランP」のプロモーションの企画段階で新たに「15秒最適化」という配信方法が追加されたことを知りました。そこで従来の「リーチ最適化」との比較も行いながら活用し、さらに別の動画プラットフォームも同時期に出稿して、効果効率を比較することに決めました。