SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

定期誌「MarkeZine」

第76号(2022年4月号)
特集「リテール最新動向」

定期誌購読者なら
誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(PR)

月平均アプリインストール数が5.5倍!DeNA×UNICORNのApple Search Ads攻略

 「鏡」「方位磁石」というキーワードが潜在ユーザー層を開拓――アプリ事業を数多く営むDeNAのApple Search Ads(ASA)担当者も、この成果には驚いた。アプリ事業にとって、ストア内広告であるASA対策は必要不可欠だ。ユーザーとの接点を広げるため、ASAに関する深い知見があり、自動最適化プラットフォームを持つUNICORNに協力を依頼。その結果、新キーワード550個の発掘、月インストール数5.5倍という高い成果が得られた。この取り組みについて、DeNAのマーケティング統括部マーケティングサービス部デジタルメディアプランニンググループの西山朝子氏、安部公太氏と、UNICORNの漆原渉氏、横山裕治氏に話を聞いた。

専門担当を置くDeNAのデジタルマーケティング戦略

MarkeZine編集部(以下、MZ):今回は、DeNAさんが高い成果を生み出したApple Search Ads(ASA)の運用について伺います。まず、DeNAのマーケティングサービス部がどのような業務に携わっているのか教えてください。

西山:私の所属しているマーケティング統括部マーケティングサービス部デジタルメディアプランニンググループは、DeNAが展開する様々な事業のデジタルマーケティングを推進する部門です。デジタル広告以外にも、YouTuberやインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティングのほか、アプリストアの最適化、アプリ内広告など様々な施策を展開しています。

MZ:一般的には、事業ごとに広告担当者やデジタルマーケティング担当者が存在し、媒体を横断してPDCAを回していくことが多い印象です。DeNAさんはどのような体制で各事業のデジタルマーケティングを担当されているのでしょうか。

西山:そうですね。事業ごとにも担当者をつけ、デジタルマーケティング全体の戦略・施策設計をしています。

 しかしパフォーマンスを上げていくためには、各媒体の特性をしっかり研究しなくてはなりません。メディアにはそれぞれ特性があり、戦略を立てるためにはその特性を理解する必要があります。DeNAでは広告別に担当者を分け、媒体社や代理店などパートナー企業と連携しつつ、各媒体のロジックの研究や新機能の活用などに積極的に取り組み、最先端・かつ最善の配信ができるよう専門性を担保しています。

株式会社ディー・エヌ・エー マーケティング統括部 マーケティングサービス部<br />デジタルメディアプランニンググループ グループリーダー 西山朝子氏
株式会社ディー・エヌ・エー マーケティング統括部 マーケティングサービス部
デジタルメディアプランニンググループ グループリーダー 西山朝子氏

西山:ASAも注力媒体の一つになっており、専任担当をつけています。

 ASAと一口にいっても、アプリの業態によって細かな違いが出てきます。そうした違いを担当者に集約することで、ASAに関する攻略や知見を蓄積しています。

 ASAに注力する理由ですが、アプリを見つけるための手段として多くの人が使っているのがストア検索だからです。実際Appleの公式見解でも「7割の方がストア検索利用してダウンロードしている」と述べているように、アプリを見つけるための手段として多くの人が使っています。ASAは唯一、そういったユーザーにアプローチができるメニューだからです。

 アプリ中心の事業が多いDeNAで、アプリの認知・利用を促進するためにストアの広告を押さえるのは、当然のことと考えています。実際、アプリストア面のユーザーは、能動的にアプリを探しに来ているため、インストール後も継続して利用しやすいという結果も出ています。

配信拡大と運用負荷削減が課題に

MZ:ASA担当の安部さんに伺います。UNICORNさんに協力を仰いだきっかけを教えてください。

安部:ASAの運用について2点ほど課題がありました。

 1つ目は、アプリと相性のいい潜在的興味関心ユーザー層の開拓を目指し、配信キーワードを拡大していくことです。そのためには「潜在層の検索キーワード」に「適切な入札額」で配信を行うことが必要になってきます。

 「潜在層の検索キーワード」を発掘する方法として「検索マッチ」と「キーワード部分一致」という2つがあり、この機能のみだと、インストール数の大部分を占める検索クエリが見えにくくなってしまい、キーワードの発掘と個別の入札調整が難しくなってしまいます。

 そのため「継続利用意向のあるユーザーが、どんなキーワードで検索しインストールするのか」という、心情を加味したキーワードへの「適切な入札」が難しかったのです。

 2つ目は、効率化です。インハウスで運用していると、営業時間外や休日などに運用調整をできないケースも出てきてしまいます。運用を自動化することによって24時間体制で運用コントロールを行えれば、機会損失を防ぎ、かつ余計な支出もおさえてCPIの効率化を図れるのではないかと以前より考えていました。

次のページ
UNICORNによるASAの自動最適化で課題に対応

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

岩崎 史絵(イワサキ シエ)

リックテレコム、アットマーク・アイティ(現ITmedia)の編集記者を経てフリーに。最近はマーケティング分野の取材・執筆のほか、一般企業のオウンドメディア企画・編集やPR/広報支援なども行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/04/11 10:00 https://markezine.jp/article/detail/38537

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング