そもそも米国の検索結果って見ることができるの?
こんにちは。ナイル株式会社の青木です。
前回は「ユニバーサル検索」についてご紹介しました。
Googleの検索結果にタイトルとURLだけでなく、画像や動画が表示されていることがあると思います。それがユニバーサル検索です。ユニバーサル検索は、ユーザーの検索行動による影響を受けており、画像の表示が多い場合は、その検索において画像を探しているユーザーが一定数存在するのでは? と参考にすることができます。
第7回では、これまで見てきた検索結果の機能ではなく、少しテーマを変えて米国の検索結果を見てみましょう。
結論として、米国の検索結果は日本にいても見ることができます。通常は、Googleの検索結果は位置情報を踏まえて表示されるため、日本からアクセスすれば日本のGoogle検索結果が表示されます。そこで、以下のURLを使用します。
https://www.google.com/?gl=us&hl=en&gws_rd=cr&pws=0
このURLは地域を指定するパラメータ「gl」で米国(us)を指し、言語を指定するパラメータ「hl」で英語(en)を指しています。カッコ内を変更すればその他の国の検索結果や言語を変えた状態の検索結果を見ることができます。
残りの「gws_rd=cr」はリダイレクトを無効にし、「pws=0」はパーソナライズ検索を無効にするパラメータになります。2022年4月現在では付けなくても見られましたが、特に理由がなければ付けておいて問題はありません。
米国の検索結果を見るメリット1:英語の調べ物が簡単になる
利用するメリットは大きく2点あります。
1.英語での調べ物が簡単になる
2.先行導入されている機能を見ることができる
1つめの「英語の調べ物が簡単になる」は、当たり前のような気がしますが、日本語のGoogleを使って英語で検索すると、すべて英語で検索しても日本語のページが表示されることがあります。
SEOなどは英語のブログの方が詳しいこともあるため、こうした際に英語の検索結果を使用したほうが情報を探しやすい時もあります。