2025年7月24日、翔泳社はAI活用推進を目指すビジネスパーソンや企業向けの実践メディア「AIdiver(エーアイダイバー)」を、2025年9月にローンチすると発表した。同時にティザーサイトが公開されている。

「AIdiver」のミッションは、進化し続けるAI時代において、ビジネスパーソンおよび企業がAX(AIトランスフォーメーション)を実行し、次の10年を切り拓くための羅針盤となることだ。AIの本質や業界ごとの具体的活用事例を掘り下げ、AXを進める企業の現場に役立つ知見を提供する。
特徴として、BtoBに特化したコンテンツ設計を掲げる。企業視点でのAI活用事例や導入の課題、先進企業の取り組みに関する情報を深掘りし、実用的な知見を発信する。さらに翔泳社の20年にわたるメディア運営で培った取材力と幅広いネットワーク、同社の10専門メディアとの連携により、多角的な業界分析や最新事例を網羅していく。

また、情報の発信に留まらず、メディア自身もAXの当事者としてAI活用を実践。その過程で得たリアルな知見を共有し、読者と共にAI時代の価値を追求する方針だ。
コンテンツは以下の通り多層的に構成される。
- 特集企画では「AIがもたらす未来と現場の現実解」や「AIエージェント最新動向」など、行動につながる情報を提供。
- 業界別ケーススタディとして、10メディアの編集者による各業界での具体的なAI活用事例を紹介。
- 現場のリーダーたちへのインタビュー連載「AI Hands-on Leaders」では、AI実践者の戦略やキャリア形成について掘り下げる。
- 主要IT企業やAIトレンドを扱う最新ニュースも配信する。
編集体制には、翔泳社で「MarkeZine」「EnterpriseZine」などの編集長を歴任してきた押久保剛氏が創刊編集長、AI専門家でAIX partner代表の野口竜司氏が特命副編集長に就任する。
AIdiverは、AIの多様な可能性を深く掘り下げ、企業と実践者にとって実効性ある情報プラットフォームを目指す。
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