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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

現在活躍しているマーケターのターニングポイント

一般社団法人渋谷未来デザインの長田さんに聞く、マーケターのキャリアに存在する新しい選択肢

トライ&エラーでキャリア作りをサポート

──マーケターキャリア協会のメンターとしても活動していますが、どのような相談を受けていたのでしょうか。

 私が担当していたメンティーの方は20代の女性で転職したての方でした。コロナ禍で他の社員の方と会うのも難しい状況だったので、どのようにしてつながりを作るかといった相談を受けてました。また、エンジニアという技術的なキャリアだったので、どのようにマーケター要素を取り入れながら今後のキャリアを築いていくか一緒に考えました。

 その他にも、女性特有の悩みである妊娠・出産後のキャリアの考え方も聞かれていました。

──それに対し、どのようなアドバイス、サポートを行ってきたのでしょうか。

 キャリアの棚卸しから短期・中期的な目標を考え、その後毎月トピックを決めて、お互い次のアクションを考えて共有し、その中からやることを決めていきました。考えることもそうですが、実際の環境でトライ&エラーを繰り返しながら、マーケティング志向を取り入れたキャリアの考え方や自己PRのできる材料作りをサポートしました。

自分がやりたいことに一歩踏み出す勇気を

──最後に、キャリアに悩むマーケターに向けて、アドバイスをお願いできますでしょうか。

 とにかく自分がやってみたいこと、おもしろいと思うことに挑戦する、一歩踏み出す勇気を持って欲しいですね。キャリアのことを考えると、家族のことなどいろんなことを悩むと思いますが、これから先何が起こるかわからない時代では、最終的には自分がやりたいことを大事にしたほうがいいと思います。

 あとは、マーケティングのスキルが活かせるのは、企業だけではないと思います。私は今渋谷の街づくりに関わっていますが、渋谷というブランドを国内・国外に広げていく活動と捉えると、立派なマーケティングではありませんか。そのため、自治体や社団法人なども選択肢に入ってくると思うので、企業のマーケティング担当以外も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

自治体公認の都市連動型メタバース「バーチャル渋谷」

 そして、外部で相談できる人を作ることもおすすめします。マーケターキャリア協会のメンターはもちろん、相談できる人が複数いると、キャリアの判断に役立つと思います。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/04/21 08:30 https://markezine.jp/article/detail/38716

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