ファミリーマートと、マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を展開するLuupは、資本業務提携契約を締結した。
両社は2020年10月より連携を開始。都内のファミリーマート数店舗ではLUUPの「ポート」が既に設置されている。本提携によりポート設置対象となる店舗を拡大。ファミリーマートの店舗利用者の利便性を向上するとともに、ポート網の拡大を通じてLUUPのサービス普及を目指す。
また両社はファミリーマートの店舗利用者によるLUUP利用およびLUUPユーザーのファミリーマート店舗利用をそれぞれ促進すべく、共同でのマーケティング施策を実行予定。具体的には、デジタルサイネージの活用を含むファミリーマート店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミリーマート商品のプロモーション施策実施などを想定している。
将来的にはファミリーマートとLuupそれぞれが所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新たなサービスの展開も検討していく。
【関連記事】
・ファミリーマートが新プライベートブランド「ファミマル」を発表。足立CMOが方針を説明
・実店舗データとdポイントクラブの会員基盤などを活用し、販促の有効性を分析 NTTコムらが実証実験へ
・白洋舍店舗でメルカリステーション設置の実証実験を開始 クリーニング後のシームレスな発送体験を提供
・エリアデータ×モビリティデータを一括連携、リアルタイムに情報を提供する「Oh MY Map!」
・移動×購買データ分析の可能性検証へ CCCマーケティングらがカーナビアプリを用いた実証実験を開始