SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第83号(2022年11月号)
特集「Web3、メタバース、NFT ── 最新技術が マーケティングに及ぼす影響」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

過去2年間のWeb・アプリ利用状況発表 新型コロナの影響でサイト利用増加【Amplitude調査】

 Amplitudeは、国別・業界別にアプリとWebサイトの利用状況を紐解いたトレンドレポートを発表した。

 同レポートは食品、金融、教育、ヘルスケア&ウェルネス、メディア・エンターテインメント、法人向け(B2B)SaaSなど、約1,600社が展開する数千のアプリとWebサイトにおけるMAU(Monthly Active User:月間アクティブユーザー)の推移に着目し、国別・業界別でユーザー行動のトレンドを公開する。調査結果の概要は以下の通り。

業界別で見たアプリ・Webサイトの利用状況

 オンライン学習や学習管理などの教育関連サービス、動画配信・音楽ストリーミングなどのエンタメ系サービス、および出前や食材宅配サービスなどの食品関連サービスでも、アプリやWebサイトの利用に新型コロナウイルスの感染状況の影響が大きく現れた。

 食品関連サービスにおけるアプリのMAUは、2020年1月から2021年12月の間に162ポイント上昇。WebサイトのMAUは68ポイント上昇した。これらのサービスではアプリ利用の増加が目立ったものの、Webサイトの方がより頻繁に利用されており、食品関連サービス全体のMAUのうちWebサイトが72%を占める一方、アプリは28%という割合に留まった。また、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた2020年4月には、食品関連サービスにおけるWebサイトのMAUが1カ月で50ポイントと急増した。

食品関連サービスにおけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)

食品関連サービスにおけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)(タップで画像拡大)

 プロジェクト管理、CRM、CCM、SMBマネジメントなどを含むB2B SaaSを展開するサービスは、リモートワークを実践する企業の増加にともない、2020年前半に急速に成長。その後も高い成長率を維持している。特にWebサイトのMAUは、リモートワークが導入され始めた2020年2月から4月にかけて103ポイント増加した。これらのサービスはWebサイト経由でアクセスされているケースが多く、2021年12月時点でアプリが全体(Webとアプリの合算)に占める割合は12%にとどまっている。

B2B SaaS業界におけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)

B2B SaaS業界におけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)(タップで画像拡大)

 オンラインバンキングや家計簿アプリなどの金融系サービスも順調に成長しており、2020年1月から2021年12月の期間で、Webサイトは61ポイント、アプリは92ポイントMAUが増加した。これらのサービスではアプリユーザーが圧倒的に多く、2021年12月時点でのアプリのMAUは、WebサイトのMAUの3倍となっている。ヘルスケア関連のオンラインサービスでもアプリのMAUの割合が大きく、全体の74%がアプリを利用。Webサイトは26%にとどまった。これらのサービスはアプリ・Webサイト共に2021年1月時点のMAUが急増したため、新年をきっかけにダイエットやフィットネスを始めた利用者が増加したことがうかがえる。

金融業界におけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)

金融業界におけるMAU増減の時系列変化(青:アプリ、赤:Webサイト)(タップで画像拡大)

国別でわかるアプリ・Webサイトの利用状況

 また本調査では国別の数字も公開している。それによると、2020年1月から2021年12月の約2年間で、全世界のアプリのMAUは36ポイント、WebサイトのMAUは57ポイント上昇していた。2021年12月時点の全サービスにおけるアプリとWebサイトのMAUの内訳として、54%がアプリ、46%がWebサイトという割合となっており、事業者はWebサイトとアプリのどちらかではなく双方への投資が必要なことがわかる。国別データを見ると、日本を含む調査対象国におけるアプリのMAUは全体的に似た傾向を示しており、2020年3月ごろから急増している。

国別のアプリMAUの変化

国別のアプリMAUの変化(タップで画像拡大)

 WebサイトのMAUも2020年春に利用者が増加しており、新型コロナウイルスの感染拡大が背景にあると考えられる。日本では他国より遅れて利用者の増加が始まり、2020年6月にピークを迎えた。その後、2021年3月から再度増加傾向にあり、リモートワークの実施率が増加している時期と重なっている。移動中にモバイルで作業するのではなく、デスクでPCを使って作業することが多くなり、Webサイトの利用に拍車をかけたものと考えられる。

国別のWebサイトMAUの変化

国別のWebサイトMAUの変化(タップで画像拡大)

【関連記事】
Z世代のアプリMAUランキング、非ゲームではSNSが1〜4位を独占【App Annie調査】
アプリプラットフォーム「Yappli」開発のアプリが累計1億DL突破  緊急事態宣言解除後に増加
エリアごとにアプリ利用特徴を抽出 フラーと野村総合研究所、アプリのユーザー属性分析サービスを共同開発
ニールセン デジタル、動画アプリの利用状況を発表【有料動画アプリ利用者は1,000万人を超える】
スマホでのECサイト利用、応答速度「5秒未満」でも36%が離脱【ジャストシステム調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/06/09 16:14 https://markezine.jp/article/detail/39166

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング