DOOH広告配信プラットフォームの運営を行うLIVE BOARDは、同社が保有するメディアにおいてWi-Fiセンサーを利用した広告視認数を計測する実証実験を開始した。
同実証実験では対象となるメディアにおいて、デジタルサイネージに設置されたWi-Fiセンサーでローカルセンシングデータを収集し、解析を実施。DOOH広告の視認数を計測する。対象メディアは、愛知県名古屋市のサントクビルにおけるビジョンだ。
なお、Wi-Fiセンサーは匿名化された情報のみをサーバへ送信しており、デジタルサイネージコンソーシアムが策定した「センシングサイネージガイドライン」およびIoT推進コンソーシアム、総務省、経済産業省による「カメラ画像利活用ガイドブックVer.2.0」に準拠した運用を行う。
同実証実験により、DOOHの新たな価値創造に取り組むとともに、来訪者への効果的な広告配信の実現を推進していく。
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