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掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】新聞記事写真には「ひと目で伝わる」ノウハウが満載

アメリカの新聞は表現も量も豊富

 日本の新聞はもちろんいいお手本ではありますが、紙面のスペース上、1枚の写真をそれほど大きく取り扱いません。ただ、別綴りの特集号が増え、以前よりは大きいサイズの写真も増えてきました。しかし、それでもまだ、海外の新聞と比べると、小さいことは否めません。

 とくに写真を大きく扱うのは、アメリカの新聞です。アメリカでは日本のように全国紙がほとんどなく、各州にある地方有力紙が、その地域の身近な新聞として存在しています。

 アメリカでは、ローカルニュース、スポーツニュースなどセクションごとにひと括りで作られ、それらを重ね合わせて1日分としています。たとえば日曜版は、セクション数も多く、抱えないと持ち帰れないほどのボリュームがある新聞もあります。

 これだけ紙面も多いので、写真も大きく数も多く掲載されます。写真も決まりきったお堅いものではなく、わりに自由な表現のものも多く、セクションによっては雑誌の特集ページを見ているかのように感じられる場合もあります。

 このように、国内に限らず海外の新聞もあわせて見ていくと、撮影の視点とバリエーションが豊富になります。

スクラップのすすめ

 単に新聞写真を見ていくのではなく、これはと感じるものがあれば切り取りスクラップを作っていくのもいい勉強方法です。ある程度写真がたまったら、なぜ自分がその写真を選んだのか、その写真の特徴はどこにあるのかなどを分析してみてください。そこに自分が探している撮りたい写真のヒントが見えてくることがあります。

 スクラップを作るという目的があるだけでも、日頃から新聞記事写真を見るときのポイントも変わってきますから、動機づけにもなるわけです。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/06/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/3990

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