トランスコスモスとNTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、2022年8月よりメタバース上での「バーチャルコミュニケーションサービス」の実証実験を開始した。
同サービスは、メタバース上でフルボディートラッキング(現実の全身の動きをVR空間上のアバターなどに同期させる技術)のアバターを活用。同実験でメタバース上に構築したバーチャル店舗のデザインや機能、アバターによるノンバーバルコミュニケーションを用いた接客の顧客満足度、接客中のテキスト・動画ファイル共有や音声認識技術を用いたAIの応対支援機能によるオペレーターの使いやすさを検証する。
各社の役割としては、トランスコスモスが音声認識/感情解析ソリューション「transpeech」の導入・運用とオペレーターの提供含むバーチャルコミュニケーションサービスの運用、データの収集と分析によるバーチャルコミュニケーションサービスの実用化準備を担当。NTT Comが、電話・通信機能(OCNなど)の導入・運用とメタバースサービス「NTT XR Coworking」(空間・アバター)の提供を行う。
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