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SDGsを巡る購買行動/10代においては意識の高い層と低い層の両極化が浮き彫りに【博報堂調査】

 博報堂は、16~79歳の男女5,158人を対象に、サステナブルを意識した購買行動に関する調査を実施した。

SDGsについて、内容を「知っている」と答えた人は5割超に

 SDGsの認知度について調査したところ、「内容を知っている(よく知っている+ある程度知っている)」と答えた人は52.2%に。「名前を聞いたことがある」まで含めると82.0%に上った。

【クリック/タップで拡大】

 年代別では、16~19歳の10代では「内容を知っている」と答えた人は74.3%「名前を聞いたことがある」まで含めると92.7%という結果に。

買い物において、意識が高いのは「シニア層」

 「普段の買い物の中で、その商品が環境・社会に与える影響をどの程度意識しているか」を点数制(※)にして調査。最も高かったのはシニア層で、特に70代では平均5.84点だった。

※「まったく意識していない」から「いつも意識している」までの回答を1~10の点数にして分析

【クリック/タップで拡大】

 16~19歳の10代においても、平均5.05点と高い傾向にはあったが「まったく意識していない」割合も高く、環境・社会意識が高い層と低い層の両極化が見られた。また全年代の中で最も意識が低いのはミドル層で、30代では4.74点という結果に。

買い物の際に具体的に意識すること、「長く使えるものを買う」が最多に

 普段の買い物の中で、具体的に意識していることを複数の回答から選んでもらった。その結果、全体の中で最も票を集めたのは「長く使えるものを買う(90.8%)」に。

【クリック/タップで拡大】

 世代別で見ると、70代における実施率は全般的に高かった。特に「環境や社会に悪い影響を与える商品は買わない(75.3%)」「環境や社会に悪い影響を与える企業の商品は買わない(70.4%)」などは全体より20pt近く高い傾向に。

【調査概要】
手法:インターネット調査
対象者:16~79歳の男女5,158人(直近2~3ヵ月に食品・飲料・日用品・衣料品などを購入した人)※分析時は人口の性年代構成比に基づきウェイトバック集計を実施
地域:全国
時期:2022年3月18日(金)~2022年3月19日(土)

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2022/09/16 17:15 https://markezine.jp/article/detail/39999

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