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近年、ハック的な方法論=「HOW」偏重型マーケティングの限界が指摘され、マーケティングの基礎でありながら、これまで蔑ろにされがちであった「WHO」「WHAT」の重要性が説かれるようになった。しかし、HOWに比べ、WHOとWHATを正しく設定するための具体的な方法論については、多数の情報が抜け落ちているのが現状だ。現役でユニリーバのマーケティングから経営まで実行している木村元氏は、自身の経験をもとにWHOとWHATを正しく設定していくためのフレームワーク「WHO/WHATの10ステップ」を開発。本連載では、事例とともに同フレームワークの使い方を解説していく。今回はまず、フレームワークの全体像を紹介する。
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木村 元(キムラ ツカサ)
株式会社Brandism
代表取締役
ユニリーバに2009年に入社。約12年間、ラックスやダヴなどのブランドマーケティングを経験。国内を中心とした360°のプロモーションから、グローバルのブランド戦略や製品開発まで、幅広く従事。ロンドン本社にてダヴを担当し、グローバル全体のブランド戦略設計をリードした後、20...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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