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事例&データで深掘り!Instagramマーケティングの現在地(AD)

「好き」と「欲しい」を作る4つのHOWを解説 House of Instagram2日目をレポート

 Instagramにおける最新のマーケティングを、データや事例、トークセッションによって紹介していく「House of Instagram2022」が2022年9月27~28日に開催された。2日目はサブタイトルに「Action」を掲げ、Instagramで「好き」と「欲しい」を作るための具体的なポイントが共有された。本記事では、その模様をレポートする。

Instagramで「好き」と「欲しい」につなげる、動画の活用法

 Instagramで「好き」と「欲しい」を作ることを目指し、アクションを起こしていく際のポイントとして示された「4つのHOW」。House of Instagram2022の2日目では、この4つのHOWをそれぞれ深掘りする形で、多様なセッションが繰り広げられた。

 最初のセッションでは、Meta日本法人 Facebook Japan株式会社(以下、Facebook Japan)の営業部長 宇津井文子氏が、好きと欲しいを作るための「動画」の活用法について解説した。

Facebook Japan 営業部長 宇津井文子氏
Facebook Japan 営業部長 宇津井文子氏

 まず、動画プラットフォームとしてのInstagramの特徴について。これは1日目の講演でも言及があったが、Instagramは「つながる」という目的と、「楽しむ・気分転換」といった娯楽目的の両方をバランスよく兼ね備えているという特異性がある。熱量が高く、前向きな気持ちで利用者が訪れるため、広告体験もポジティブに受け入れられる素地があり、実際に「Instagram/Facebookの利用中に表示される広告を楽しんでいる、または気にしない人が6割超」という調査結果もあるそうだ(※)。

 現在、企業がInstagramで動画広告を展開できる場所は、おすすめやハイライトをチェックする「フィード」、フォローしているアカウントの日常を知れる「ストーリーズ」、エンターテインメントの目的で利用されている「リール」の3つ。中でもリールは、Instagramの利用時間の20%を占めるまでに急成長を遂げており、新たな動画広告の取り組みを模索している企業は要チェックの場所である。

 マーケティングにおけるリール広告の特長は、認知・ブランディングから購買までフルファネルで効果的であること。また、利用者の80%以上がサウンドオンで視聴しているため、リールでは「音あり」の表現が必須というポイントもある。

左はビー・エム・ダブリュー、右はトリコ「FUJIMI]のリール広告。リールは80%以上の利用者がサウンドオンで視聴しており、音ありのクリエイティブが必須となる

左はビー・エム・ダブリュー、右はトリコ「FUJIMI]のリール広告。2社の結果から、認知~購買とキャンペーンの目的に合わせてフルファネルで活用できることがわかる

 さらにセッションの後半では、博報堂 生活者エクスペリエンスクリエイティブ局 ビジネスプロデューサーの横山昴氏、リチカ 事業開発責任者の妹尾浩充氏を招いたゲストセッションが行われ、次のような動画制作のコツも共有された。

リール広告制作のコツ

・ブランドリフトが目的のキャンペーンを実施する時は、テレビCMの撮影時にデジタルの縦型動画の撮影も行う。CMの企画段階時にモバイル最適を意識するとよい

・タレントの語り掛け、生声といった“音”をフックに動画を構成するとよい

・動画は開始1.5~2秒が肝、この間に何かしらのアテンションを入れる。さらに短尺(10~15秒)が好ましい

 最後に、動画広告を企画・プランニングする上でのアドバイスとして、「キャンペーンの全体設計があった上で、目的に応じてリール広告を考えていくと、高い成果の見込める最適なクリエイティブに近づくと思います」(妹尾氏)、「最近のリールの急成長には、ストーリーズが流行り始めた時に近いものを感じます。今のうちにトライしておくことで、先行者優位が得られるのではないでしょうか」(横山氏)と両者からコメントがあった。

(※)出典:Ipos「Grobal Media Study.Video」毎月モバイルインターネットを利用し、毎月動画を視聴する日本の18~64歳の2,501人を対象としたFacebookの委託によるオンライン調査。2020年10~11月実施。

★参加登録後すぐに視聴可能! House of Instagramのアーカイブ視聴はこちらから★

House of Instagram 2022 参加登録/アーカイブ視聴ページ

※2022年12月31日まで視聴可能

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2022/11/18 11:00 https://markezine.jp/article/detail/40435

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