CCCMKホールディングスのCCCマーケティング総合研究所は、同社が実施する「年代別意識調査」より、50歳~84歳の生活者を対象とした情報源やテクノロジーへの意識調査の結果を発表した。
以下、一部内容を紹介する。
最もよく見る情報源は「テレビ番組」
まず、情報源としてどのようなメディアをよく見るかを調べた。全体1位は「テレビ番組(79.3ポイント)」となり、上位10位以内に「インターネットの広告・SNS上の広告(36.6ポイント)」など4項目のインターネットメディアが入った。
性年代別に見ると、調査対象者のうち男性65歳~74歳が「インターネットの広告・SNS上の広告」をよく見ていることがわかった。
信頼している情報源、「価格比較サイト」が5位に
続いて、情報源として信頼しているメディアを尋ねた。その結果、全体1位は「実際のお店(30.0ポイント)」だった。また5位には「価格比較サイトや口コミ・レビューサイト(9.5ポイント)」、8位に「企業のWebサイト(6.3ポイント)」が入った。
性年代別に見ると、「価格比較サイトや口コミ・レビューサイト」は男女の50~54歳および男性の60~74歳に信頼される傾向があり、一方で「企業のWebサイト」は特に男性の70~74歳が信頼を寄せていた。
「車・ドライブ」「国内両行」の利便性向上に期待
最後に、テクノロジーの力でより便利になって欲しいものを調査した。1位は「車・ドライブ(17.9ポイント)」になり、「国内旅行(13.7ポイント)」「仕事(11.6ポイント)」「投資・資産運用(11.5ポイント)」「テレビ番組・映画鑑賞(10.4ポイント)」が続いた。
【調査概要】
調査対象:全国の男女16~84歳のT会員(同調査結果はこのうち50歳~84歳のもの)
有効回答数:11,033サンプル
調査期間:2022年6月23日(木)~2022年6月30日(木)
調査方法:インターネット調査
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