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電通、消費意欲を測る指標「欲望未来指数」を開発 2022年は前年比で増加傾向に

 電通の消費者研究プロジェクト「DENTSU DESIRE DESIGN(デンツウ・デザイア・デザイン)」(以下、DDD)は、消費者の近い将来の消費意欲を測る指標「欲望未来指数」を開発した。

 同指標は消費者の「買いたい・欲しい・やりたい・見たい」といった消費に関わる意向と欲望の増減、潜在的な消費意欲を可視化したもの。DDDが規定した現代の消費者が持つ43種の欲求項目から構成される「11の欲望(Desire)」の総和と、近い将来の消費意欲が一定以上ある人の割合をもとに算出しており、消費者の心を動かすマーケティングやコミュニケーション施策に活用できる。

「欲望未来指数」の概念図
「欲望未来指数」の概念図

 また「欲望未来指数」の推移を見ると、首都圏を中心に緊急事態宣言が発出された時期である2021年5月では182.5となり、2022年にかけ行動制限の緩和にともなって増加の傾向が見られた。

「欲望未来指数」の推移
「欲望未来指数」の推移

 加えて「11の欲望(Desire)」も、それぞれを構成する各欲求項目の該当者割合の合計をもとに点数化。2022年11月調査の結果では、うち5つの欲望(「他人という鏡に映した欲望」「心身平常運転の欲望」「マイワールドを追求したい欲望」「資本集中型浪費欲望」「炎上しないための欲望」)が過去最高の数値となった。

2022年11月調査で「11の欲望(Desire)」ごとに算出した点数(クリックして拡大)
「11の欲望(Desire)」ポイント推移(クリックして拡大)

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2022/12/09 15:45 https://markezine.jp/article/detail/40791

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