電通はドリームインキュベータと共同で、ビジネストランスフォメーション促進を支援する「ビジネスプロデュース・サポート・プログラム」の提供を開始した。
同プログラムは、事業の川上から川下まで、BtoB・BtoCから「B2B2S(Business to Business to Society)」までのトランスフォメーションを、3つの「E」領域で支援。
3つの「E」領域とは、 Entry・Expansion・Evolution を指す。具体的にEntry(市場参入の支援)は、電通の生活者インサイト視点・ブランディング視点でのビジネス開発と、ドリームインキュベータの持つコンサルティングノウハウおよびサービスを提供する。
続いて Expansion(現地事業の拡大)は、新しい視点・手法による非連続な成長・事業拡大に向け、電通のコト発想・クリエイティブ発想のビジネス開発、異質なパートナーとの掛け合わせを提供し、事業戦略を提案。
そしてEvolution(Sustainability Transformationのデザイン)では、 その国のありたき未来から逆算した企業の価値設定、技術にアイデアを掛け合わせたソリューションを提供。社会課題に根差した中長期スパンの新規事業をデザインし、ビジネストランスフォメーション促進を支援していく。
同サービスは、第一弾として日本企業のニーズが高いASEAN市場(ベトナム・インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン・シンガポール)からサービスを開始。順次その地域を広げていく予定だ。
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