ビザスクは、2022年に同社でマッチングしたスポットコンサル(1時間単位のインタビュー形式)サービスの「ビザスクinterview」と「ビザスクlite」で、マッチングが成立した約6万件の案件タイトルから、主要キーワードを抽出・分析し、2022年を振り返る4つのランキングを発表した。
人気のビジネス知見TOP10
1位は2021年と同様で「IT」となったが、「データ」も昨年7位から4位に上昇、デジタル化やデータ活用の可能性への注目が反映される結果となった。
また、「小売」が初ランクインを果たしており、ITツール導入等による業務改善や新たな販売戦略といったイノベーションに取り組む動きが見られた。
ニーズが増えた知見TOP10
次に、2021年から2022年にかけての1年間でニーズが増えた知見を見ると、「メタバース」「NFT」といったトレンドワードが上位にランクインした。新しい知見だからこそ、業界全体の市場動向を探るような案件が多く見られた。
さらに、国の副業解禁推進などに後押しされ、「フリーランス」「副業」といった働き方に関する知見へのニーズが増えており、多様な人材活用や従業員の働き方を検討する動きが多数うかがえた。
人気急上昇ビジネス知見TOP3
2022年に新しくニーズが集まった知見のランキングでは、「web3」「量子」など最先端の技術に関して情報収集し、未来を予測しながら中長期的に新規事業を検討していく動きが散見された。数多くのビジネストレンドが生まれ話題となり、それらの領域の知見を求める案件が急増したことが要因として考えられる。また、10月に内閣の発表で話題となった「リスキリング・学び直し」も人気が急上昇した。
2022年のランキングは、「メタバース」「web3」といった注目を集めたビジネス知見へのニーズが急増したことが印象的な結果となり、新たなテクノロジーや社会変化に対応するため企業がイノベーション創出に挑戦する動きもランキングからも見ることができる。また、「リスキリング」「組織・人材」「副業」なども新たにランクインし、企業の人材活用や個人の多様な働き方についても関心が高まっていることがわかる結果となった。
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