2月6日、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を提供するPsychic VR Labは、埼玉県、三菱総合研究所、日本ビジネスシステムズ、日本マイクロソフトと共同で、浦和駅から埼玉県庁までの通りをXR空間上に表現し、地域文化・特産物、施設案内、イベント周知など行政サービスの情報発信等に関する実証を開始した。
同実証では、効果的な行政サービスを提供する観点で実施。リアル環境をXR上に展開する上での技術的、運用的な導入難易度や効果、課題等を抽出・検証する。
具体的には、イベント情報案内板、県産品販売所、県庁庁舎等におけるミニガイドをメタバース上で行う。
これにより、自治体DX推進に向け、県職員がXR技術を体験し、実証参画各社とともにXRを活用した行政サービスの展開を検討する契機としていく。
実証評価期間は、2月6日~2月17日を予定している。
【関連記事】
・REALITY、メタバース上のサウナイベントの来場者データを公開 半分以上がZ世代、6割は女性に
・鳥取県、「メタバース課」立ち上げとAIアバター職員採用を発表 「メタバース関係人口」創出を目指す
・FIREBUGとcolorverse、タレント×メタバースを活かしたプロモーション施策を支援へ
・キャリアボットと関西学院大学、「メタバース上でのキャリアセンター」の有効性に関する実証実験を開始
・大日本印刷、メタバース分野でPwCコンサルティングと協業開始 自治体や企業の導入活用を支援