WAU3,000万を突破、W杯生中継がもたらした成果
MZ:今回のW杯生中継で得られた成果を教えてください。
若林:今回の取り組みで、11月21日(月)から日本のグループステージ第1、2戦目が行われた11月27日(日)までのWAU(週間アクティブユーザー)は、3,000万を超え、過去最大となりました。また、新規に利用開始していただくユーザーも想定以上に多く、素晴らしい成果が得られたと捉えています。
W杯の生中継中には、ユーザーの興味関心に応じた番組をレコメンドすることで、閉幕後もW杯がきっかけでABEMAを利用した方が番組を視聴してくれています。
吉田:Twitterに関しても、トレンド入りの影響もあってABEMAの公式Twitterアカウントのフォロワーが10万近く増加しました。大会期間中は、常にTwitterをチェックして運用していたので、目に見える成果が出て良かったです。
MZ:今回の取り組みによって、Twitterに何か影響はありましたか。
久保:W杯期間中のTwitter上の動画視聴率が8%近く上昇していました(出典: Twitter Internal Data、日本、 World Cup開催前後の日本Twitter利用者の動画視聴数, 対象期間: 2022/11/21~2022/12/7、 2022年12月抽出)。これは、ABEMAのTwitter連携コメント機能がTwitterに良い影響を及ぼしたかもしれません。
メディアとして次の段階を目指すABEMA
MZ:最後に今回の振り返りや、今後の展望について教えてください。
若林:今回のプロジェクトを通して、マーケティングを突き詰めるとこんなにも大きな成果が得られるのかと驚いています。個人として50人超のチームをマネジメントできたのは大きな経験でしたし、自信にもつながりましたね。
今後もABEMAらしい番組の放映を通して、“新しい未来のテレビ”への解像度を上げ、国内だけでなく、海外も見据えて活動をしていきたいと思っています。
吉田:私も同じような意見で、大きなプロジェクトに関わり、やりきれたことによる自身の成長を感じます。特に今回は、SNS上においてユーザーの声を大事にすることの重要性を改めて感じました。即時性の高いW杯のようなコンテンツは、ユーザーの声がリアルタイムに現れますし、サービス・マーケティングの手法にその声を反映させることが、多くの人を動かすということが身に染みました。
ABEMA の掲げる“新しい未来のテレビ”は、今回のプロジェクトで大きな役割を果たした即時性・同時性が鍵となってくると考えています。準備がすべてだと思いますので、これからも目標に向かって開発やマーケティングに力を入れていきたいです。
MZ:Twitterさんはいかがですか。
髙田:今回の取り組みでは、ABEMAさんにあらゆる情報をシェアいただいたおかげで我々としても動きやすく、様々な提案や連携がスムーズに行えました。今後もABEMAさんとは膝を突き合わせながら、新しい取り組みをしていけたらと思っています。Twitterも新しい広告プロダクトが完成したら、すぐにご提案したいです。
