SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

業界最新動向:MarkeZine注目ニュースまとめ

chipper、ChatGPTを利用したSEO記事自動作成ツールのβ版提供

NFTを駆使してファンコミュニティ形成

 電通グループのR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ」は、ハンディデジタル、SoudanNFT、灯白社、オシロ、シビラの5社と共同で、NFTを活用したファンづくり・ロイヤルティ形成における実証実験「絵師コレクション」を開始。Web3時代に向けたエンタメコンテンツ領域における、新しいファンエコノミーを模索していく。

NFTを活用したロイヤルティ形成のイメージ
NFTを活用したロイヤルティ形成のイメージ

 同実験の第1弾として、テーマをもとに新作イラストを作成する共創コミュニティ「絵師コレクション」を開始。タツノコプロのキャラクター「ドロンジョ」を活用し新たなファンづくり・ロイヤルティ形成を目指す。

 具体的には、参加イラストレーター(絵師)とファン、あるいはファン同士の価値共創を通じて、応援・貢献に応じた実績証明NFT(ロイヤルメンバーシップNFT)を配布する。さらに実績証明NFTを軸に、クローズドチャンネルへの参加やコミュニティで制作・出品したイラストにおけるオークション報酬の使用方法への投票といった、ユーティリティの還元をする予定だ。

 なお同実験の開催期間は2023年1月23日から3月31日まで。Soudan NFT公式Twitterアカウントより配布される「メンバーシップNFT」の入手が参加条件となっている。

三井住友カード、Visaなどが実証実験を拡大

 三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、日本信号、QUADRACは2022年5月より福岡市地下鉄において行っている実証実験の対象駅を、2023年3月27日の七隈線延伸開業に合わせ全3路線・36駅に拡大する。同実験は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したVisaのタッチ決済による一体型改札機通過に関するもの。

 また実験期間を2024年3月31日まで延長し、Visaブランド以外の決済ブランドへの対応も発表した。

 さらに同実験におけるクレジットカードのタッチ決済利用者の傾向を、三井住友カードのデータ分析支援サービス「Custella」を活用し分析。

 その結果、利用者の約8割は福岡県外の居住者で、首都圏や関西圏が特に多い傾向となった。また、性別に関わらず20代の利用が多かった。したがって、県外から福岡を訪問する若年世代を中心に普段利用する交通系ICカードではなく、チャージレスで利用できるクレジットカードを選択していることが考えられる。

 さらに、旅行や移動関連・エンターテインメント・ショッピングモールなどを頻繁に使う人の利用も多いことがわかった。

次のページ
リアル×Instagramのソリューションを提案

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
業界最新動向:MarkeZine注目ニュースまとめ連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/04/11 09:30 https://markezine.jp/article/detail/41735

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング