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第106号(2024年10月号)
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MarkeZine Day 2023 Spring(AD)

1年で700の施策を実施!@cosmeが実践した、顧客体験向上のためのBraze活用と成果

Brazeを活用し、月間のダウンロード数が210%に向上

 セッションの後半では、実際に成果が出た事例を紹介した。

 まず紹介したのが、アプリのダウンロードを促進させる施策だ。アプリダウンロードの訴求はこれまで、トップページに大きくバナーを掲載する形で行っていた。しかしBrazeを活用し、ポップアップの表示に変更したところ、月間のダウンロード数が210%に向上したという。

クリック/タップで拡大
(クリック/タップで拡大)

 ポイントは、3つある。1つ目は、ABテストが容易にできる点だ。20種類ほどのクリエイティブのABテストを行い、結果を振り返りながら勝ちパターンを発見できる。

 2つ目が、ノーコードで簡単にクリエイティブが作成できる点。HTMLやCSSの知識がなくても、マーケターだけで制作することが可能だ。3つ目は、自動で勝ちパターンに配信量を寄せていく機能がある点だ。

 今回の施策の成功要因について、Brazeの伴田氏は次のように解説した。

「施策の中でも、“攻め”と“守り”のチャネルがあります。ポップアップはまさに“攻め”のチャネルです。今回のようにバナーからポップアップにすることでこうった成果が出たのだと思います」(伴田氏)

伴田 有香氏
Braze株式会社 プロダクト&グロース本部
グロースエンジニア 伴田 有香氏

複数の施策をクイックに実行し、1年間で行った施策は700本以上に

 続いて伴田氏は、Brazeの管理画面を見ながら実際の操作方法について紹介した。

 管理画面の左側にパーツと呼ばれる項目があり、これらを組み合わせることにより複数チャネルで柔軟なシナリオが作成できるようになっている。またメッセージに応じた出し分けも可能だ。

「どのチャネルも操作感は変わらず、基本的なオフィスアプリケーションと同じような感覚で使うことができます」(伴田氏)

Brazeの管理画面 クリック/タップで拡大
Brazeの管理画面(Braze キャンバス)

 またシナリオを作成していくだけでなく、シナリオをコピーして、文言・画像・チャネルを変えて制作することもできる。シナリオの分岐も、一度に8個まで同時に検証ができ、施策のブラッシュアップやコンバージョンアップを図ることも可能だ。

クリック/タップで拡大
(クリック/タップで拡大)

 また長期の施策の場合は、コンバージョンの高いクリエイティブに自動で寄せていく機能も魅力的だ。同機能を利用することで人の手を解さずに効率よく施策のブラシュアップが行える。

 アイスタイルではBrazeの機能を駆使しながら、1年間に約700本の施策を検証していった。「1ヵ月に一度、マーケターが施策を共有する会議で、施策を共有し進めていきました」と奥家氏。会議体を定期的に設けることで、PDCAを回していける仕組みを整えたことで漏れやかぶりがなく複数の施策をクイックに実行することができたのだ。

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特定のユーザーにプッシュし、購買率を200%向上

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この記事の著者

タカハシ コウキ(タカハシ コウキ)

1997年生まれ。2020年に駒沢大学経済学部を卒業。在学中よりインターンなどで記事制作を経験。卒業後、フリーライターとして、インタビューやレポート記事を執筆している。またカメラマンとしても活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:Braze株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2023/07/13 14:35 https://markezine.jp/article/detail/42108

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