4月26日、日本気象協会は、高精度な気象データをAPIで提供する「Weather Data API」にて、これまで個別サービスとして提供してきた「体感指数データ」並びに「人口重み付け気象データ」のAPI提供を開始した。
「体感指数データ」は、SNSの「暑い」「寒い」といったつぶやきと気象データを分析し、人の体感を数値化したもの。一般的な気温データよりも商品の売上などと高い相関が得られる。そのため、高い精度でマーケティングや需要予測などが可能。
一方、「人口重み付け気象データ」は、人口が多い都市に重み付けをして平均したもの。この重み付けをしたデータは全国平均した気象データよりも全国売上との相関が高く、市場の推移と気象の関係をより正確に把握が可能。
これら2つのデータのAPI提供にともない、気象データを活用したビジネスを展開している企業にとって導入のハードルが下がる。これにより、高精度な需要予測モデルの開発など企業の各種マーケティング活動で利用しやくなり、企業活動の高度化やDX化への貢献が期待される。
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