SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

6割超が広告費の高騰を課題視/1年前よりも施策のROIを厳しく問われるように【HubSpot調査】

 HubSpot Japanは、企業のマーケティング業務に従事する計732人を対象に、日本のマーケティング組織が抱える課題について意識調査を実施した。

広告費高騰により他チャネルでのリード創出が重要に

 調査対象者のうち、「広告費の高騰」に課題を感じている人は62.3%に上った。また「広告単価の上昇により広告以外のチャネルでリード創出を迫られている」ことを課題だと回答した人の割合は57%に。「プライバシー規制により顧客のターゲティングが難しくなっている」には65.7%の人が票を入れた。

AI活用の必要性を感じる人は約9割

 AIのマーケティング活用に関する質問項目では、91.2%の人が「施策の効果を高めるためにAIなど新しいテクノロジーの情報収集や活用が必要である」と回答。その一方で、AIなどの最新テクノロジーを活用することへの漠然とした不安感については、62.6%の人が「課題だと思う(※1)」と回答した。

※1 「かなり課題だと思う」「やや課題だと思う」の合計

7割弱が「ROIを厳しく問われる」と回答

 「1年前と比較して、社内でマーケティング施策のROIを厳しく問われるようになったか」と質問したところ「そう思う」と回答した人(※2)は67%に上った。

※2 「とてもそう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人の合計割合

ROI改善の鍵は「効果測定」と「顧客理解」

 施策のROIを改善するために必要なことを尋ねた。その結果、94.4%の人が「組織として施策それぞれの効果を測定できるようにすること」が必要だと回答。また、93.8%の人が「自社の見込み顧客像を正しく理解すること」を必要項目に挙げた。

 一方で、それぞれの実践状況を見ると、いずれの項目でも「必要だ」と回答した人の半数以上が「実践できていない」に票を入れた。

【調査概要】
対象:フルタイムで企業のマーケティング業務に従事するビジネスパーソン計732人
方法:オンライン上でのアンケート調査
期間:2023年4月21日(金)~4月28日(金)
地域:全国

【関連記事】
CRMシステム導入組織は36.1%/31%が顧客管理の方法「わからない」と回答【HubSpot調査】
対象者の8割超がカスタマーサクセス「聞いたことがない」と回答/バーチャレクス・コンサルティング調査
広告会社・広告主共に半数以上の意思決定者がCookie・IDレスを楽観視した回答【Ogury調査】
AI生成コンテンツ「積極的に使用」と回答したマーケターは米国で約6割/日本では約3割【アドビ調査】
調査対象の99%が「1年以内にリテンション領域への投資を強化」と回答【Braze調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/05/25 17:45 https://markezine.jp/article/detail/42331

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング