アビックスはAIサイネージソリューション「AIインサイト」において、視線認識機能を新たに実装した。
同社は、デジタルサイネージ関連の事業を展開している企業。AIインサイトは、AIカメラを使用してサイネージ視聴者の属性分析を可能にするソリューションだ。
今回実装した機能では、視線推定技術を活用して、サイネージ視聴者の顔の変化や目の動き、瞳孔の位置などを検出。収集したデータとAI学習により、視聴者の視線の動きや注視点を追跡・解析可能にする。
視線認識機能により、視聴者の属性とコンテンツへの注視度合いも考慮した、より精緻な広告効果の測定を実現。利用企業は、サイネージ広告のターゲティング改善や、視聴者の興味・関心に応じたコンテンツの自動切り替え、実店舗における商品陳列や接客サービスの改善などにも同機能を役立てられる。
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