商談自動化AIコンサルタント「LinKa」を提供するナノコネクトは、SaaS型新サービス「AI メタルーム」の提供を開始した。
同社ではメタバースを活用し、リアルワークとリモートワークの垣根を超えたシームレスな働き方「メタワーク」を推進。仕事内容に合わせて働く場所・時間・使うモノ・コミュニケートする対象(人やAIなど)を自由に選択でき、持続的な生産性の最大化を目指している。
「AI メタルーム」は、オンライン空間でのコミュニケーションと、実物資産・データ資産の一元管理の2つの機能が融合したメタワークサービス。リアルとバーチャルの強みを活かし、場所・時間にとらわれずに質の高い業務を行うことが可能。
書き置きのように活用できる伝言メモ機能・個別通話・バーチャル会議など、バリエーション豊かなコミュニケーション手段が用意されているため、相談内容や相手の状況にあったコミュニケーションを取ることができる。
さらに、リモートワークで業務が滞りがちな会議室などのオフィス設備、備品の利用状況確認、予約のほか、社則などのマニュアル・契約書・帳簿といった文書を一括管理。これらのすべてを網羅的に検索でき、ビジュアルイメージとともに表示ができる。
今後は、同社が提供する商談自動化AIコンサルタント「LinKa」で培った技術を応用し、AI機能を導入予定。社内規程や就業規則といった組織のルールを、総務に代わりAIが回答してくれる機能等の搭載により、リアルワーク・リモートワークに関わらず、担当者へ実際に質問しているかのように目的の情報を得られる状態を目指す。
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